B.B.B. 学園編
87の馬鹿 〜窈窕ようちょうの財閥対決! 後編〜



向日むかいび葵、またまたリベンジ……今度は沈丁花しずみ・のりかを引き連れて、J3にやってきたのだが……凌霄花そうかと邂逅し
2人は死合いだす……?そして、1人取り残された葵は……
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業、J2
沈丁花しずみ・のりか「……こいこい!!!」
凌霄花しのぎ・そうか「月花酒!勝負!!」
丁花のりか「く……くぅ〜〜〜!まだまだ!次の物件は私がもらうんだから!!」
霄花そうか「ふふん、やってみなさい!!」
ジャッバババッ
すぐさまカードを切り、配りなおす……金盞花こがね・せんか
※何かブラックジョーカーが審判やってます……
ガヤガヤとこの大一番にみんな群がる
向日むかいび葵「あの〜〜その〜〜、ちょっと〜〜〜」
そして、その背後でうろうろする葵
天秤あましょう鉄平「フッ……やりますね……」
水瓶すいへい英司「あなたこそ……」
ドガカカアッ
そして、この2人は相変わらず拳を交えています……
初雪そゆきカズラ「……この星は……今日も平和……」
んでもってカズラは1人、窓際で天蓋てんがいあだと交信中
※……この状況が平和に見えるのか!?カズラさん……いや、ある意味平和かもしれないけど……
・
・・
・・・
丁花のりか「く……くううう〜〜〜」
霄花そうか「まだ……やるの!?」
既に3連敗の丁花のりか
丁花のりか天秤あましょう!!」
ふおんっ
鉄平「はっ!」
また、鉄平、丁花のりかに召喚される……
一同(また瞬間移動かよ!?)
丁花のりか「カードが悪いわ!交換して!!」
鉄平「はっ、かしこまりました!お嬢様!」
一同(カードのせいにするのかよ……)
ササッ
すぐさま新しい花札を取り出す鉄平
丁花のりか「ふふふ……今度はこっちが勝つ番よ!!覚悟なさぁい!!」
霄花そうか「……負けたらカードのせいにするってわけ!?」
丁花のりか「うるさいうるさいうるさぁ〜〜い!!」
ひや信子(ダーリン……)
馬鹿(んむ?)
信子(丁花のりかさんって案外子供……なんだねぇ……)
曼珠沙華(うん。確かに……)
葵「ねぇ、ねぇ、あのさぁ……私との勝負は……」
そしてまだうろうろしている葵
葵「……ねぇ……もう、この際誰でもいいから私にかまってよ〜〜……ねぇねぇ。ねぇってばぁ……」
※実は結構寂しがりや?
丁花のりか「さぁ……いくわ……」
がしっ
一同「んなっ!?」
場にカードをおき、1枚めくろうとしたところをカズラに取り押さえられる丁花のりか
丁花のりか「ちょっと、あなた、何なのよ!」
カズラ「……ズルはダメ……」
丁花のりか「は!?」
ぐいっと腕を掴みそのまま持ち上げると……
丁花のりか「あ、ちょっと……」
バラバラッと20点札、15点札がこぼれ落ちる
一同「……イカサマ!?」
金盞花こがね・せんか「むむ、反則よ!アナタ!!」
丁花のりか「……な……何よ!イカサマなんてバレなきゃイカサマじゃないのよ!!」
一同「おいおい……」
霄花そうか「正々堂々と勝負してもらいたいものねぇ……全く」
丁花のりか「く……くううう〜〜〜天秤あましょう!!」
ふおんっ
丁花のりかは再び天秤あましょうを召喚した
鉄平「お嬢様?」
丁花のりか「相手が悪いわ!天秤あましょう!アナタが浪費財閥の代わりに私の相手になりなさい!」
鉄平「はっ、かしこまりました……」
一同「ちょ、マテコラ!!それ、全く意味無いから……そこの執事もさも当然のように受理するんじゃねぇ!」
鉄平「……お嬢様……」
丁花のりか「何?天秤あましょう」
鉄平「そろそろ公務の時間がやってまいりましたので、今日はこの辺で……」
丁花のりか「……分かったわ……浪費財閥!!」
霄花そうか「何?イカサマ財閥!?」
丁花のりか「ぬ……ぬううう……こ、今度逢ったときは必ずバレないイカサマであなたを跪かせてあげますから
 覚悟なさい!!行くわよ!天秤あましょう!」
鉄平「は、お嬢様……」
ズカズカズカズカズカッ
そして、唐突に帰っていく丁花のりか……
葵「あ〜〜、ちょっと……丁花のりかぁ……」
……今回の勝負……アウト・オブ・眼中により葵の完敗……
葵「く……く〜〜〜!覚えてらっしゃい!ひや信子ぅう!!!」
※いや、今回は信子関係なくないか!?


END

前の話へ 戻る 次の話へ