B.B.B. 学園編
86の馬鹿 〜窈窕の財閥対決! 前編〜
天四斗(、怒零湖(工業・J2前廊下
ザムッ
向日(葵「んふふふふ……今日という今日こそは馬鹿をゲット&お持ち帰りよぉおお!!!」
と、いうわけで、向日(葵……さらにリベンジ!!……
ガラガラッ
勢い良く扉を開けて中に入る葵
偽馬鹿(うぉう……ま、また来たぜ……アイツ……)
嘘阿呆(懲りないっていうか……何というか……)
ズカズカズカズカッ
と馬鹿の前に降り立ち。
※何か表現が間違っている気がします
葵「フフン、今日という今日こそはあなたをお持ち帰りしてみせますからね!!」
馬鹿「……何か趣旨が違ってない?」
葵「今回は強力な助っ人を用意したんだから……お願いしま〜〜っす!」
ぶあっ
一同「んなっ!?」
と、次の瞬間、赤い絨毯が敷かれる
沈丁花(「ここですの?」
そして、現れたるは沈(財閥の次期当主丁花(!!!
凌霄花(「あ……あなた……」
丁花(「あ〜〜ら、誰かと思えば浪費財閥の後取り娘じゃあ〜〜りませんこと?」
霄花(「むっ……浪費家なのはパパだけですのよ!……そっちこそ、いかにも没落しそうな財閥ですこと!」
丁花(「なぁ〜〜んですってぇ!!!」
ズゴゴゴゴゴゴッ
竜虎……相縛!
狗訴((……)
葵「ふっふっふ〜〜、どうよ!!」
※ちなみに葵は丁花(のことを見ずに喋っているので今、どんな状況になっているのかよく分かっていません。
(声で分かるんじゃないの!?って突っ込んじゃダメです。自分1人の世界に入っているんですから!)
丁花(「天秤(!」
霄花(「水瓶(!」
天秤(鉄平、水瓶(英司「はっ、お嬢様!」
ドドッ
執事降臨!
狗訴((そういえば、どうでも言い話だけど、あの執事さん、いつもどこから出てくるんだろう……すごくナゾ
だ……)
馬鹿(た、確かに……ナゾだな……)
丁花(、霄花(「やっておしまい!!」
鉄平、英司「はっ……お嬢様に仇成す者には制裁を!」
ドドドドドドッ
そして始まる執事バトル
葵「さぁ!じゃ、行くわよ!!!丁花(……ってアルェ!?」
騒がしさに丁花(の方を振り向き、ようやく事態を飲み込めた葵
葵「……あの〜〜」
丁花(「すみません、葵さん、今日はどうしてもやらなければいけないことが出来てしまいまして……今回の
応援は無理かと……」
葵「うぇえええええ!!!?」
丁花(「天秤(!!」
鉄平「はっ」
フオンッ
英司「ぬうん!?」
突如、鉄平の姿が消え、丁花(のもとに出現する
英司「お嬢様!?」
だっ
すぐさま英司も霄花(のもとへ駆けつける
一同「……」
馬鹿(今、ヤツは瞬間移動しなかったか!?)
偽馬鹿(ま……まさか……)
嘘阿呆(そ、そういえば……英司さんは呼ばれてからちょっとしてからここに来たけど、鉄平さんは呼ばれる
や否やここに現れたような……)
金盞花((そんな……まさか……天秤(さんって……召喚獣!?)
一同(おいおい……)
丁花(「こちらでも勝負をつけるわ!何か簡単なものを!」
鉄平「はっ、かしこまりました!」
……と、いわれて鉄平が取り出したのは……ファミコン……もといフラワーカード!
※両方ともFCって略せるから……?
霄花(「フフン、こいこいで勝負?……いいわよ……」
丁花(「ただのこいこいじゃないわよ!勝った方は今、両財閥が狙っている物件を優先的に奪える!」
霄花(「いいわ!あなたの財閥の狙っている物件を全て没収して文字通り沈ませてあげるんだから!」
丁花(「ハッ!出来るものならやってみせなさい!!」
狗訴(「……すげぇ……死合になりそ……」
……そして、再び鉄平は英司と拳を交わす……
鉄平「おおおお!!!」
英司「はあああ!!!」
葵「……あれ!?ちょっと……私は……」
……さて、なんだかんだで1人取り残された葵……この先……どうするの!?
続
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