B.B.B. 学園編
79の馬鹿 〜向日むかいび葵は…三度繰る?〜



気がつけば、高校生活2年の2学期ももう終盤……ま、そんなことはともかく、今回は馬鹿に萌える向日むかいび葵が
打倒信子に燃え、三度やってきた……のだったが……
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・J2
木美きび椎造「あ〜〜、速いモンだが、そろそろ今年も終了だ……まぁ、その前にこの世の終わりを迎えたりする
 ヤツもいりだろうから……迎えたいヤツはいつでも俺に言え!苦しまずに送ってやる!」
ブウンッ
久しぶりにビームソードを展開して椎造が言う
一同「いるかい!そんなヤツ!」
ガラッ
と、そこへ……
向日むかいび葵「リベンジです!!」
向日むかいび葵登場
一同「……またかよ……」
葵「2度も負けて引き下がっていてはクラブエースの名が廃るってモンです!さぁ!さぁさぁ!もう一度私と
 勝負なさいッ!!」
ズカズカズカッ
ひや信子「……あれぇ!?」
と、葵は信子の席を無視して奥へ進み……
一同「……」
カズラの前に立つ
馬鹿(2度も負けてって……カズラに負けたのは1度だけじゃねぇのか!?)
信子(さぁ?)
初雪そゆきカズラ「……」
葵「……ふふん、ここ数週間、数多のギャルゲーで鍛えたこの私を……前の私と同じだと思ってあまくみる
 とイタイ目に逢うわよ〜〜ん?」
一同(何やってんだ……お前……)
カズラ「……無理」
葵「は?」
カズラ「あなたと私とでは次元が違いすぎる……闘うだけ無意味」
葵「ふふん、そんなこと言って、負けるのがこわいんでしょ!!」
一同(アイツ……カズラの正体を知らないからそんなことがいえるんだろうなぁ……)
カズラ「……そこまで言うなら……その勝負……受けて立つ……」
葵「そう来なくっちゃ!!」
ゴゴゴゴゴゴゴッ
一同「何か妙なことになったなぁ……」
・
・・
・・・
そして、一行は外へ出る
怒零湖ドレイコ工業・グラウンド
葵「ふふふ……シャッフル同盟、クラブエースの実力……見せてあげるわ!……はっ!」
ババッといきなり制服を脱ぎだす葵
一同「おいお……」
じゃじゃ〜〜んと、その下には……
金盞花こがね・せんか「あ……あれは!?」
葵「どうよ!ニア服!」
馬鹿「……手足の肉球バンドみたいなのって……どうやって隠していたんだろう?」
偽馬鹿「ナゾだな……」
カズラ「……分かった」
ババッ
対抗してカズラも脱ぐ
信子(……何の対決なの?コレ?)
馬鹿(知るかいっ!)
一同「ってうぉい!」
……いつだったかの下着+エプロン
葵「くっ……やるじゃない!!」
盞花せんか「う〜〜ん、でも、欲を言うなら裸エプロンよね?」
一同(……)
葵「んじゃ、流派・東萌とうほう腐女子……超級覇萌電影弾ちょうきゅうはほうでんえいだん〜〜〜」
ズオオオオオオッ
竜巻の中に体をうずめ、そのままカズラに突進する葵
ばしっ
カズラ、葵「……」
でも片手で額を押さえられ、とめられる
カズラ「今の技は合体技……1人では威力不足」
※何故にそんなことを知っているんですか?
葵「くっ……」
ババッ
咄嗟に距離を取る葵
葵「ならば……これはどうよ!!流派・東萌とうほう腐女子が最終奥義ぃ!」
ぐおおおおっ
気を練る葵
葵「石破天萌拳せきはてんほうけんんん!!!!」
ドオオンッ
萌の文字と供に巨大な気の球がカズラへと向かう
ドガアンッ
だが、拳撃一発で弾き飛ばされる
葵「んなっ!?」
カズラ「……もう、終わり!?」
葵「くっ……ブラックジョーカー!!手助け!!」
盞花せんか「いや、それはちょっと……」
※いくらなんでもカズラを敵に回したくは無い盞花せんか……
ズズイッ
葵「ひっ」
いつの間にか間合いを侵食されている葵
カズラ「……ヒートエンド……」
ドオオンッ
……そして、決着は呆気ない程速かった……
盞花せんか「……そういえば……よくよく考えれば、カズラもシャッフル同盟にピッタリの逸材よね……どう?
 シャッフル同盟でキングオブハートをやってみない?」
一同「おいおい……」
カズラ「……好きにして……」
……今、ここにシャッフル同盟の永久欠番(え!?)キングオブハートの座が埋まった!!
※ってか何!?今回の話はぁ!?


END

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