B.B.B. 学園編
24の馬鹿 〜命がけの冬休み! 前編〜



……ちょっと前に体育大会があったかと思えば、その次は受験シーズン、そして今度は冬休み……季節の
進みが早い気がしますが……これも全ては高校編をさっさと開始したいがため(え?だったら、最初から
高校編から始めろと……!?いや、まぁ、いいじゃないですか……)
と、いうわけで、今回は……中学最後の冬休み編……
天四斗あまよと銅鑼言ドラゴン中学・3−B
嘉禎京氏かてい・きょうし「あ〜〜、と、いうわけだ、もうすぐ中学最後の冬休みに入る……」
一同「いえ〜〜い!」
ダアンッ
京氏きょうし「静まれぇい!愚か者どもッ!」
天井に銃弾1発、はしゃぐみなを静まらせる京氏きょうし
京氏きょうし「誰がただで冬休みに入れると言った……」
生徒「へ!?あの、先生……」
京氏きょうし「いいか、てめぇら……冬休みだからといってだらだら過ごしているとライバルに差をつけられ、志望校
 に合格できんぞ!」
一同「うっ……」
一同(あの京氏きょうしが……マトモなことを言っている!?)
京氏きょうし「そこで、お前らに中学最後の宿題だ……この冬休みの間、いかにしてライバルを蹴落とせるか……その
 方法を各自10や20は考えて来い!」
一同「なんっ……でやねん!!!」
京氏きょうし「そらから……馬鹿、阿呆、狗訴くそ奴柱どじ馬脱まぬけ……」
馬鹿、阿呆、狗訴くそ奴柱どじ馬脱まぬけ「はい!?……何ですか!?」
生徒「補習か……頑張れ……」
馬鹿、阿呆、狗訴くそ奴柱どじ馬脱まぬけ「いっ!!?」
京氏きょうし「はぁ!?馬鹿か……誰が補修など面倒くさいことをするってんだ!」
一同「それは教師のセリフじゃねぇ!」
ダアンッ
天井に銃弾……で黙らせる……
京氏きょうし「いいか、そこの5人……お前らはこの冬休み……真剣道部合宿を行う!」
阿呆「ずうぇえええ!!?ってか、まだその部活続いていたんですか!?」
京氏きょうし「当たり前だ!誰がこんな便利な銃刀法違反の隠れ蓑を廃部にするってんだ!?」
一同(それが本音か……)
馬鹿「ってか先生……受験の方は……」
京氏きょうし「ハン、馬鹿、お前が勉強!?……」
一同(いや、その発言も教師としてどうかと思いますよ……)
京氏きょうし「大体なぁ……受験勉強なんてのは、冬休みが終わってからでも十分に間に……」
阿呆「え!?本当ですか!?」
京氏きょうし「……あうなどとホザいていたやつは必ず失敗する、心しておけ!」
一同「ダメじゃねぇかああああ!!!」
一同凄まじく叫ぶ。
狗訴くそ「……と、いうか、強制参加なんですか!?」
京氏きょうし「無論だ……大体てめぇらには豪鬼的な彼女達がいるじゃねぇか……勉強なんてベッドの上でもできる
 !」
一同「下ネタッ!!ってか豪鬼的な彼女って……」
※豪鬼的な彼女……豪鬼の使用する技を全て習得したある女の映画……絶賛放映中……?
ひや信子「ダーリン、私は頑張ります!!」
馬鹿「……いや、あの……」
奴柱どじ「ってか、引退は……?」
京氏きょうし「卒業と同時に引退だ!」
狗訴くそ「……」
おおとり仙花「ちなみに、先生……」
京氏きょうし「ああ?何だ?」
仙花「最低1人でもいれば……いいのでしょうか?」
阿呆「ちょ、それって……」
京氏きょうし「ああ?誰も阿呆がいればいいなんて一言も言ってないぞ……だが、結論から言うと、阿呆1人でもいれ
 ばOKだ……どうせ、お前、留年だろ!」
阿呆「ちょ、何勝手に決め付けてるんですか!?俺は、絶対に卒業しますよ!!」
ジャカッ
京氏きょうし「そぉか……人生を卒業するか……さみしくなるなぁ……」
デザートイーグルを突き付けて京氏きょうしがしみじみ叫ぶ
阿呆「ななな……なんでやねん!!!」
ダアンッ
そして、天井に再び銃弾1発
京氏きょうし「いいかぁ……てめぇら……と、いうわけで……お前らには冬休みを返上して学校へ来てもらう。
 そして補修をミッチリ受けてもらうから……そのつもりでいろぃ!」
一同「ええ〜〜〜!!?」
ブーイングの嵐だが……
京氏きょうし「ならば、真剣道部の合宿と学校での補習どっちが……」
一同「補習でいいです!!」
京氏きょうし「と、いうわけだ!阿呆は真剣道部の合宿、それ以外は冬休みを返上しての補習!以上ッ!!」
……かくて、命がけの冬休みが……始まった……!?


続

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