B.B.B. 激闘編
122の馬鹿 〜激突!黒帝団戦役 その5〜



黒帝団、怒零湖ドレイコ工業へ急襲す!そして馬鹿一行は迎え撃ち、ここに全面衝突が始まったのであった。
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・グラウンド
奴柱どじ馬脱まぬけ狗訴くそ、嘘阿呆が死合っている最中、偽馬鹿は、坂牙羅星斗らせいとと死合っていた……
坂牙羅星斗らせいと「テメェが俺の相手ってワケかい!?ハッ」
チャチャッ
っとバタフライナイフを両手に装備する羅星斗らせいと
羅星斗らせいと「とりあえずブッ殺してやるからとっとと来いや!」
偽馬鹿「……」
羅星斗らせいと「おら?どうしたどうしたぁ?ああ?」
かなり挑発……
偽馬鹿「そこまで言うならば……」
ドッ
一気に踏み込んで斬りかかる偽馬鹿
羅星斗らせいと「おおあああ!!」
ガッガッ
バタフライナイフ2本で刀を受ける羅星斗らせいと
偽馬鹿「な……何ぃ!?」
羅星斗らせいと「はっ!」
ズオオアッ
そして蹴りが入る
偽馬鹿「くっ……」
ザザザザッ
蹴りを回避すると共に距離を置く偽馬鹿
羅星斗らせいと「ハッ!俺のバタフライナイフを市販の安っぽいバタフライナイフと同じと思うなよ?刃物として最高度
 の完成度を誇るってな代物を作る技術を応用して作って貰ったんでい!!」
偽馬鹿「……イヤな技術提供だなぁ……おい……」
※つまり、折り畳み式の現代風脇差ってところか……?
羅星斗らせいと「おらおらあ!!!」
ドドドドドッ
素早い刺突を繰り出す羅星斗らせいと
偽馬鹿「ちっ……」
羅星斗らせいと「ハッハッハッハッハ!!どうしたどうした!?もっと抵抗してみせろぉお!!」
偽馬鹿(17歳の犯罪を流行らせた張本人……なかなかに手強いが……)
羅星斗らせいと「ハッ!」
偽馬鹿「そこだっ!」
ズガンッ
一瞬の隙を付き反撃する偽馬鹿
羅星斗らせいと「うおおう!?」
偽馬鹿「霄凰震鐶しょうおうしんかん!」
ズドウアアアアッ
真空の刃の渦が羅星斗らせいとに迫るが……
羅星斗らせいと「おおっと危ねぇ……」
間一髪で回避される
偽馬鹿「回避した!!?」
羅星斗らせいと「ヘッ……少しはやるじゃねぇか……だが……まだまだだな……俺が渡り合ってきたサツ連中
 に比べるとなぁ……」
偽馬鹿(……どんな特殊警官と死合ってきたんだ!?ヤツは!?)
羅星斗らせいと「……おっしゃ!少し本気で相手してやろうじゃねぇかよ!」
ズラッ
バタフライナイフを仕舞い、長ドスを抜いて構える羅星斗らせいと
羅星斗らせいと「うおおおああ!!!」
ガインッ
ギインッ
ドガアアアンッ
そのまま切り結んでは捌きあう両者
偽馬鹿(チッ……何だよ!?このムチャクチャな太刀筋は!?)
バヒュッチッ
多少掠ろうが気にせず斬りかかる羅星斗らせいと
偽馬鹿(……数々の警官を相手に修羅場を生き延びてきた剣法ってわけかい!?)
靡錬羽ミネルヴァ(だったら、遠慮することは無いじゃない……)
偽馬鹿(靡錬羽ミネルヴァ……)
靡錬羽ミネルヴァ(この殺人嗜好症に本当の剣術ってのを教えてあげなさいよ……)
偽馬鹿(……言われなくとも……だ)
ギャインッ
羅星斗らせいと「おおっとぉ!?」
刀を捌いて距離を置く偽馬鹿
偽馬鹿「お前の剣はまがいものに過ぎん……」
羅星斗らせいと「ハッ!ただ受けるだけしか能の無いザコが何をほざく!!」
偽馬鹿「……よく見ておけ……これが本当の剣術と言うものだ!」
コオオオオオッ
2段階ブースト……
羅星斗らせいと「ハッ!そんな目くらましでぇ……」
ギュンッ
すぐさま飛び掛る羅星斗らせいと
偽馬鹿「甘い!」
バキャインッ
羅星斗らせいと「なっ!?」
迫る兇刃は偽馬鹿の剣閃により破壊され……
偽馬鹿「うおああああ!!!」
ギュゴアアンッ
すぐさま切り返す
羅星斗らせいと「くっ……」
ズドムッ
咄嗟にバタフライナイフを取り出して受ける羅星斗らせいと……が、弾き飛ばされる
羅星斗らせいと「ごああああ!!!?」
ザダダダダダンッ
羅星斗らせいと「うっ……体が……痺れて……」
偽馬鹿「腕を磨いて出直すことだな……」
羅星斗らせいと「ぐ……ぐぐぐ……ぐぐぐぐぐ……」
……坂牙羅星斗らせいと……『にゅーくりあー』の違いを見せ付けられ敗北……
※そりゃ『かく』違いだあ!!!

前の話へ 戻る 次の話へ