B.B.B. 激闘編
26の馬鹿 〜闇夜の狩人の始動 その1〜



某所
ズグオ〜〜〜〜ンッ
突如爆発、炎上する建物
*「チッ……自爆しやがった……」
*「……それで、パスワードは分かったのか?」
*「……いや……」
*「おい!」
*「……だが、パスワードを知っているヤツは活きているようだぜ……」
*「だったら、追えばいいだろう……」
*「……いや、そうもいかないらしい……」
携帯を手に取る漢
*「……戻って報告をせねば……ならん」
*「……分かった……」
そして、その場を後にする男たち……
・
・・
・・・
*「はぁ……はぁ……アルケ……ミスト……この言葉だけは……絶対に……」
・
・・
・・・
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業
馬鹿「ん〜〜、部活どうすっか……」
それは放課後のひととき……
※授業の話は学園編を参照してくださいね。
ひや信子「私はダーリンと一緒」
抱きっ
馬鹿「分かった、分かったから抱きつくな!!」
狗訴くそ「あ、ちなみに何かおもしろい部活ありました?」
奴柱どじ「……いや〜〜」
ちなみに、おおとり仙花は製菓研究部に、曼珠沙華まんじゅ・さかは文芸部、金盞花こがね・せんかはパソコン部、文芸部、漫研のかけもち……
だそうだ……
紫陽花「別に無理に入ることも無いと思うけどね……」
嘘阿呆「まぁ、確かにな……」
偽馬鹿「じゃ、帰宅部か……」
と、話しながら歩いていると……
信子「ねぇ、あれ……グラウンドに誰か倒れているよ……」
一同「うおっ!?」
木美椎造「ああん!?いかんなぁ……学校に不法侵入の上、行き倒れなどと……」
突如やってくる先生
一同「ど、どこから現れたんですか!!?」
椎造「ああ!?そんなことどうだっていいだろ、どうだって!肝心なのは……厄介ごとに巻き込まれない様に
 あの行き倒れと関わるなってことだ……」
一同「先生、最低です!」
椎造「ああ!?何を言う?……『触らぬタタリ神に崇りなし』って言うだろ!」
曼珠沙華まんじゅ・さか「……『触らぬ神に崇りなし』とは言いますが……」
椎造「あ〜〜、うるさいヤツだなぁ……」
凌霄花しのぎ・そうか「と、言いますか……既に3〜4人ほど駆けつけているようですが……」
椎造「んなっ……メンドウなことを……」
馬鹿「俺たちも行くぞ……」
一同「ええ」
椎造「どうなっても知らんからなぁ……」
・
・・
・・・
怒零湖ドレイコ工業・グランド
*「もしもし?」
*「う……ああ……」
*「大丈夫ですか!?お名前は?住所は?何か言い残すことはありますか!?」
一同「一度にそんなにたくさん質問するなよ!」
*「……頼む……闇夜の狩人から……守ってくれ……キーワードは……アルケ……ミス……ト」
ガクリッ
*「わ、わわわわ!!救急車!!早く!!」
*「おう!」
ダダッ
走っていく生徒数名
椎造「チッ……ほらみろ、闇夜の狩人とかいう厄介な相手が関わってきたじゃねぇか!」
馬鹿「先生、その闇夜の狩人って……何ですか!?」
椎造「ああん?ンなことも知らんのか……そんなんじゃ裏の世界で生きていけんぞ!」
一同「表の世界で生きていくだけで十分です!!」
一同最もな意見を叫ぶ
椎造「……チッ……まぁ、いい……いいかぁ、よく聞け、闇夜の狩人ってのはなぁ……裏の世界を
 牛耳る2大勢力の1つよ。確か西日本の裏世界を仕切っているのがそいつで……7つの宿星を背負っている
 だとかどうのとか……」
※さすがは木美椎造……暗黒街の出身(?)なだけはある……
馬脱「じゃ、先生、もう1つの勢力って何すか!?」
椎造「禁則事項です♪(裏声)」
一同「ヤロウが可愛く喋るセリフじゃねぇ!!!」
椎造「ゴホンゴホン……じゃあ……それはヒミツです」
金盞花こがね・せんか「発音が微妙に違うが、まぁ良しとしよう。あと片目を瞑ると効果的だぞ」
一同「何の話だ!!」
……で、あの漢の安否は!?……そして闇夜の狩人との接点は!?


続

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