B.B.B. 激闘編
9の馬鹿 〜馬鹿…捕縛さる! 中編〜
馬鹿、突如国家反逆罪などというフザけた罪状で逮捕、そして死刑宣告される……お〜〜い、主人公が死刑宣告
されてこの物語、どうなるの〜〜!?
天四斗、商店街・路地裏
奴柱(「見つけたぞ!!偽馬鹿ぁ!!」
馬脱(「全ては貴様の策略だったんだな!!」
偽馬鹿「フッ……フフフフ……フハハハハハ!!全ては頭脳の勝利よ!!」
偽馬鹿はその場所で大いに笑う……
狗訴(「頭脳!?」
偽馬鹿「俺様の頭脳をもってすれば馬鹿と直接戦わずに斃すことなどたやすいということだ!ハハハ!!」
奴柱(「ふざけたことを……」
馬脱(「だったら俺達が相手になってやるぜ!」
偽馬鹿「ほぉう……いいだろう……だがその前に1つ言って置く……」
一同「ああ!?」
偽馬鹿「奴柱(!お前の大事にしていたプラモからデカールを奪い去ったのは他ならぬ馬脱(!そして馬脱(!お前の
大事にしていたCDにキズをつけたのは他ならぬ奴柱(だ!」
奴柱(、馬脱(「なっ……何!?貴様ぁあああ!!!許せん!!ぶっ殺す!!!」
ドタンッ
バタンッ
ズギャンッ
と、喧嘩に発展する2人
※ってかよく調べたな……おい……
狗訴(「なっ……なんていうことだ……」
偽馬鹿「ハハハハ……ダ〜〜ッハッハッハ!どうだ俺様の頭脳プレーは!?……そして阿呆!」
阿呆「ぐっ……」
偽馬鹿「貴様はたいした戦力じゃないから別にどうだっていい!」
阿呆「な……何それ!!?」
何か拍子抜けしつつもガックリとうなだれる阿呆
偽馬鹿「次、狗訴(!」
狗訴((くっ……ヤツの術中にはまったら最後だ……)
偽馬鹿「……」
ズビシっと指を向けたまま固まる偽馬鹿
狗訴(「……?」
偽馬鹿「……ん〜〜〜、あ〜〜〜、う〜〜〜」
どうも焦っている様子
狗訴(「……ハッ、どうやら俺のことまでは調べが回らなかったようだな……偽馬鹿……ここで引導を渡し
てやる!」
ドッ
刀を振りかざして突撃するも……
ギインッ
軽く受けられる
偽馬鹿「フッ、言っただろ?『力こそ全て』と……」
※お前、さっき『頭脳こそ全て』って言ってたじゃん!!
さて、ここで話は馬鹿の方へと移ります……
・
・・
・・・
某所、牢獄
馬鹿「くそっ……俺をこんな場所に閉じ込めやがってぇ〜〜」
グギギギギギギギッ
バギャイインッ
鉄格子を無理やりこじ開ける馬鹿
馬鹿「しかし、まぁ……これしきの牢獄にゃ俺は閉じ込められん……」
辺りを見回し、自分の武器などを回収する馬鹿
馬鹿「さて……出るか……」
*「なっ……脱獄だぁ!!出会え出会え!!!」
ドドッ
馬鹿「……フン、ちょうどいい腕鳴らしだ……掛かって来いや!!!」
一同「お望みどおりにぃ!!!」
ドッ
……まぁ、結果はいわずもがな……馬鹿の1人勝ち
*「ごへぇ……つ……強い……」
※ええ!?やられる瞬間すら省略ですか!?
馬鹿「……む!?……これは……」
1人の漢が持っていた紙を手にする馬鹿……そこには……
馬鹿撃滅計画書……偽馬鹿……との文字が……
馬鹿「フン……やってくれたな……偽馬鹿……この借りは100万倍にして返してやるぜ!」
グシャッと計画書を握りつぶす馬鹿……そして
馬鹿「偽馬鹿!!待っていろぉ!!!」
ダダッ
偽馬鹿の居る場所へと急ぐ馬鹿……
※ってか現在地どこか分かっているんですかね?馬鹿は……?え?そんなこと気にしちゃダメだって……?
……と、言うわけで、話は路地裏に戻ります
天四斗(、商店街・路地裏
偽馬鹿「死ぃ〜〜〜」
チュインッ
偽馬鹿「のおう!!?」
今、まさに狗訴(を処刑しようとした矢先、光の刃が偽馬鹿に迫る
狗訴(「この技は……馬鹿!!?」
偽馬鹿「なっ!?馬鹿……貴様……」
馬鹿「フン、俺をあんなチンケな牢獄に繋ぎ止めつことなんざ不可能だぜ!」
偽馬鹿「しまった!常人じゃねぇって言うべきだったぜ!!」
馬鹿……颯爽登場!……これで主役は揃った!!後は……
続
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