つくがく de SS
4時限目 Part3



クリスマスに向けて家庭科の授業の一環としてクリスマスパーティーを行うことになった一行・・・
そして、パーティーは開催された。途中から雪も降り、盛大に盛り上がったパーティーも、終焉へ・・・
ツクール学園、体育館
天然蛍あましか・けい「はぁ〜〜、食べた食べた。」
キララ「そろそろパーティーもお終いにしようかと思いますが・・・みなさん、十分楽しめましたか?」
一同「勿論。」
キララ「それは何よりです。」
けい「じゃ、竜一・・・三三九拍子で締めようね。」
竜一「へ!?」
またしても無茶振り・・・
氷菓子茜薙ひがね・せな「って、ちょっと待て、それを言うなら三三九度か三三七拍子だろ!何だ!?三三九拍子って!?」
と、そんな中、すかさず茜薙せなが間違いを指摘する。
一同「と、言うか、一本締めでいいんじゃないか!?」
※ちなみに、竜一はなんだかんだで一本締めを行いました。
けい「は〜〜、今日は楽しかったね・・・」
ササ「うん、そうだね・・・」
けい「じゃ、帰って寝よう・・・」
ササ「そうだね〜〜〜」
と意気投合して体育館から去っていこうとするけいとササ
一同「って、待て!まだ後片付けが残っているぞ!!」
ササ、けい「え〜〜〜〜!?」
ルシャーティー・エィユゥミス「面倒くさがらずに、片づけましょうね・・・」
キララ「・・・分かっていますか・・・?これは授業の一環なのですよ・・・」
芹沢慶治「つまり、後片付けをしないものは成績が下がってもいいと、みなされる・・・ということだ」
けい「はぁ〜〜〜」
ササ「じゃ、仕方ないなぁ〜〜」
と、言うことで、後片付け開始。
ルイン「・・・残ってしまったシャンパンは捨てちゃうしか無いのか?」
レイン「ん〜〜、どうだろうね・・・」
他にもチーズフォンデュのチーズの残りとか・・・フランスパンや、茹で野菜なども数点残っている。
竜一「・・・机を戻したんだけど・・・誰か手伝ってくれない?」
そんな中、実は竜一だけせっせと机を戻していたりする
※フェアとうら美は体育館に飾り付けた輪っかを浮遊しながら片づけております。ササとけいは・・・食グループ
 と混ざって残飯の廃棄を行っております。
竜一「・・・と、言うか、よく考えたら、なんでけいとササが食チームの片づけを手伝ってるんだ!?まずは
 こっちの机を片づけてほしいんだが・・・」
ササ、けい「え〜〜〜!?だって、面倒くさいじゃん・・・」
一同「何面倒くさがってるんだ!!」
・・・この2人、コンビ組ませたらダメかも・・・
・
・・
・・・
そして、粗方片づけも終わり・・・
セナ「作った羽織はどうするの?」
司「そういえば、そうだな・・・捨てるのは勿体ないし・・・かといって、クリスマス柄なこの羽織を日常着る
 のも・・・」
キララ「あ、それは成果物として提出してもらいますよ。多少汚れている場合はクリーニングに出さないとダメ
 ですが・・・」
悩んでいると、キララ先生が助言をしてくれたので一安心。
中倉新八「了解でござるよ。」
うら美「・・・ときに、ツリーは・・・どうするの?」
一同「・・・」
フィル「流石に、廃棄するわけにはいかないし・・・」
体育館の中央にででんと鎮座するクリスマスツリー
リズ「来年も行うなら、取っておかなきゃね。」
ファイン「と、言うことは、用具室行きかな?」
・・・しかし、入るのだろうか・・・と若干の懸念が・・・
※ちなみに、いまさらですが、ツリーは生のもみの木に飾り付けを行ったもの・・・ではなく、模造品です。
 ・・・模造品とはいえ、デッカイものをよく費用でまかなえたな・・・とか今更ながら思うのですが・・・
 (いや、まぁ、それを言うと、全部が全部、具体的な費用が劇中に登場しなかったんだけど・・・)
・・・なんとか、ツリーをばらして用具室にしまいこみ、体育館はもとのがらんとした空間へと戻り・・・
一行はモップがけなどを行い、床に零してしまった飲食物も綺麗に掃除し終える
キララ「みなさん、お疲れさまでした。・・・次の家庭科の授業では、今回のパーティーの反省会を行います。」
と、言うわけで、楽しかったパーティーも終わり・・・でもSSはあとちょっとだけ続くよ・・・


続

前の話へ 戻る 次の話へ