B.B.B. 学園編
123の馬鹿 〜世にも驍名な『剣道』〜
怒零湖(工業トンでも授業シリーズ……第36段!
天四斗(、怒零湖(工業・武道館
台力抜君(「と、言うわけだ。今回は西洋剣術(を行う……いいかぁ、西洋剣術(と言うのは
巨大な針みたいな剣を持ち、刺突技だけで勝負を決する剣道みたいなものだ」
一同「それは違うだろ!」
抜君(「なお、作者……あ、いや、先生は両刃の西洋剣が嫌いなので今回は片刃の日本刀を使うこととする」
一同「その時点で既に西洋剣術(じゃねぇ!!」
抜君(「うるせぇ!文句のあるヤツぁ……フレンドの奥さん直伝の刺突技をお見舞いするぞ!!」
馬鹿(……椎造の……奥さん直伝!!?)
偽馬鹿(アンタ、一体誰に何を習っているんだ!?)
※……ちなみに……椎造の奥さんは居合部の主将だったそうです。
抜君(「お〜〜し、てめぇら、とっととモノホンの日本刀を用意しろ〜〜、模造刀や量産品(は
許さんぞ!」
一同「無理に決まっているだろうが!!」
と、言うわけで……例によって例の如く、日本刀を所持している馬鹿一行6人+どこからともなく日本刀を
取り出したカズラの7人が挑むことに……
抜君(「ふふふ……刺突は最も強力な殺人術……それを磨いておいて損は無いぞ!」
一同「徳もありません!!」
断言。
抜君(「行くぞ……てめぇら……」
ぐおおおおっ
刺突の体勢にて7人を睨む抜君(
抜君(「どうした!?どこからでも……カズラ以外はかかってこぉい!!」
一同(うわぁ……)
※そういえば……製作者は槍術・刺突技があまり好きではないので斬撃、居合以外の技が少ないのです。
……つまり、馬鹿一行は刺突技が弱い!
馬鹿一行「……」
抜君(「フッ……来ないのならば……こっちから行くぞ……偽・螺旋剣(!」
馬鹿一行「はっ!」
ゴギャウウウウンッ
6人、回避……と、同時に床が刳(られる
抜君(「さすがだな……やはり偽物なんかでは斃せんようだな!」
嘘阿呆(と、言うか、武道館を破壊するなよ……)
狗訴((まぁ、何を言っても無駄だろうけど……)
抜君(「だが、次は殺(る!!!真・螺旋剣(!」
ゴギュアアアアアアッ
刀を持った手を高速回転させさながらドリルのように穿ち来る
すすっ
ガッ……ギャリギャリギャリギャリギャリッ
一同「な……なあああ!!?」
と、そこに割り込むはカズラ……抜君(と同じく刀を高速回転させ、鋒で鋒を受ける
馬鹿「す……すげぇ……普通、絶対均衡が崩れるぞ……」
衝突した点からは激しい火花と共に白い煙が立ち昇る
偽馬鹿「ってか絶対刃こぼれ起きているぞ……アレ……」
勿体無い使い方をしているなぁ……
と、暫く攻防が続き……
抜君(「うわっちゃっちぃ〜〜〜!!」
ついに熱が刀全体に渡り、咄嗟に刀を投げ捨てる抜君(
シュウウウ〜〜〜ン
初雪(カズラ「……」
カズラは無表情で、ドリルのように回転させていた刀を止める
抜君(「こぉ〜〜の、人外がぁ!」
ガシャッ
次にアロンダイトを手に取り、そのまま突撃
抜君(「コレならばぁ〜〜〜」
バキンッ
一同「あ!?」
だが、振り下ろされたアロンダイトは……ビームでは無い部分へカズラの裏剣が直撃し、へし折られる
ひゅらんっ
そして、突きつけられる刃
抜君(「フッ長さが半減しようが……まだ突くことは出来るッ!」
ヒュゴガッ
すぐさま刀を引き、もう一度突きを繰り出す抜君(
ガッ
だが……簡単に止められる
カズラ「……あなたに私を上回る動きは出来ない……」
抜君(「しまっ……」
カズラ「……九頭龍閃(!」
ドドドドドドドドドッ
そして、刹那の瞬間に9回の刺突
抜君(「げふぉあ!!?……こ……これで終わったと……思うなよ〜〜〜!!」
……捨て台詞と共に……抜君(強制退場……
一同「本当に懲りないヤツ……」
END
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