B.B.B. 学園編
91の馬鹿 〜向日むかいび覚醒めざめる? 後編〜



……最初は馬鹿をゲットすること……のはずが、なぜかいつの間にかカズラを斃すことが目的になって
いた葵……う〜〜ん、葵がカズラを斃す日はくるのか……
……私は無理だと思います。by 男性恐怖症のオレンジ髪女
※うぉい!
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・I2
生徒「……しかしなぁ……シャッフル同盟の内部で争うなんてな……」
金盞花こがね・せんか「いえ!違うわ!これは練磨といって欲しいわね……乱世来るたびシャッフル同盟はその力を磨き、
 そして萌えの歴史を扇動してきたのよ……」
生徒「ははぁ、なるほど……」
生徒「……ってときに、なぜアンタがここにいる!?アンタJ2の生徒だろ!?」
今更ながら突っ込む生徒
盞花せんか「……フッ……あまいわね!アンタ達……昔から言うでしょ?」
生徒「ツインテの無いところにツンデレキャラは立たず……と」
一同「ンなワケの分からないことわざがあってたまるかヴォケ!!」
盞花せんか「と、そろそろHRね……じゃ……」
ひゅい〜〜〜ん
脱兎の如く、去っていく盞花せんか
一同「……」
生徒「ああ、俺もシャッフル同盟に入りたい……ってかアレンビーっぽい立場がイイ!」
一同(……コイツは放っておこう……)
・
・・
・・・
怒零湖ドレイコ工業・J2
木美きび椎造「おっし!以上で朝のHR俺様の時間を終える。うんうん。最近はジャマする輩も居ないし、先生
 感激だな……」
一同(誰も好き好んでアンタの邪魔なんかしないっての!)
初雪そゆきカズラ「……宇宙は今日も平和♪」
一同(……カズラもカズラで……今日も宇宙は平和でいいのか!?……)
※きっとこの宇宙のどこかでは戦争とかが繰り広げられていると思うんだが……
偽馬鹿「おう、そういや……最近アイツを見かけないな……」
馬鹿「ん?アイツって!?」
嘘阿呆「I科なのになぜかちょくちょくJ科ここにやって来る女だよ……」
馬鹿「ああ、向日むかいびね……」
ひや信子「来てもダーリンは渡さないんだから」
抱きっ
馬鹿「ちょ、信子!」
……何か久しぶりに命一杯抱きつかれた気がする馬鹿……
信子「あぁん♪ダーリン♪」
馬鹿「だぁ〜〜!!やめてぇ!!」
ガラッ
と、そこへ……葵、登場!!
椎造「ああ!?てめぇ……性懲りも無くまた……」
ズカズカズカズカッ
無言でカズラのもとへ一直線
葵「……」
カズラ「……」
一同(また……死合が始まるのか……)
と、誰もが思った中……葵が言ったトンでも無い一言は……こうだ……
葵「カズラさん……私と……付き合ってください!!」
一同「はい!!?」
葵「……打倒カズラに燃え、日々あなたを追いかけているうちに気付いたんです……燃えていた私が萌え
 ていることに……」
一同「……は!?」
葵「私……目覚めたんです!!百合に!!」
一同「ちょ、マテコラ!!」
カズラ「……そう……」
淡々と受け流すカズラ
葵「ですから……私と付き合ってください。と、言うか私にロザリオを下さい。貴方を『お姐たま』と呼ばせて
 下さい」
カズラ「……却下……」
葵「そ……そんなぁ……カズラお姐たま……」
一同(……ってか許可を求める前にもう使ってるし……)
カズラ「……今すぐやめて」
葵「イヤです。カズラお姐たま」
……葵……すごくイタイキャラになっているんですけど……
カズラ「……やめないと……飛ばす」
葵「カズラお姐……ヘヴォア!?」
そして言っているそばから吹き飛ばされる葵
一同「……」
葵「ああん♪カズラお姐たま。お姐たまの愛のムチ……それはそれはキきました」
そしてすぐさま復活する葵……
一同「……」
カズラ「……」
……それからと言うものJ2の朝のHRでは葵がカズラに吹き飛ばされるという光景が日常茶飯事になった
ドゴスッ
葵「ああん、カズラお姐たまぁ〜〜」
キラ〜〜〜ン


END

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