B.B.B. 学園編
80の馬鹿 〜世にも違約なサバゲ!〜



怒零湖ドレイコ工業トンでも授業シリーズ第26段……今回は今までにない位のオカしな授業!!
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・グラウンド
台力抜君たいりき・ばつぐん「さて、今日はサバゲを行いたいと思う」
一同「高校の授業でサバゲって……」
抜君ばつぐん「うむ。早速プロテクトスーツに身を包んであそこにおいてある鞄を各自1つずつ持って行け〜」
グラウンドの中央に鞄の山が……
タタタッ
一同鞄の方へ走り……
馬鹿「……なぁ……」
ひや信子「うん?」
馬鹿「……これって……サバゲって言うよりも……」
偽馬鹿「……ああ、エアガンで行う闘王だよな?」
※闘=バトル、王=ロワイアル……
一同「……」
各自、鞄を1つずつ手にする中……
生徒「あれ?先生……俺のは!?」
抜君ばつぐん「ああ、今回は特別に鞄を1つ減らしておいた……つまり、お前は最初の的要因!」
生徒「んなっ!?」
抜君ばつぐん「いいかぁ、てめぇら……間違っても銃弾に当たるんじゃねぇぞ。人間なんてモンはなぁ……それは
 それは簡単に死んでしまうんだから……」
一同「先生……何物騒なこと言っているんですか?エアガン……ですよね?」
抜君ばつぐん「はぁ?実銃に決まっているだろ……」
一同「マテコラ!!」
嘘阿呆「……本当に闘王を行うつもりですか!?」
抜君ばつぐん「違う。ちょっと命がけのサバゲを行おうと……」
一同「同じだあ!!」
抜君ばつぐん「黙れぇ!」
ドッ
天空に一発……
一同「先生……ビームライフルソレ……何!?」
抜君ばつぐん「椎造に特別に作ってもらったビームライフルだ!……お前らは数、俺は質……さぁ!死合おうじゃ
 ねぇか!」
一同「数だって言っても無理ありすぎだろうが!!!」
抜君ばつぐん「うるせぇ!おらおら!早く撃たないと死ぬぞ〜〜?」
ドドッ
一同「うわあああ!!!!」
……と、言うわけで例によって例の如く、馬鹿一行以外棄権。玄関に身を隠す
抜君ばつぐん「チッ……またこのメンバーかよ……」
馬鹿「全員を授業に出したいのなら死なないまともな授業を行え!」
抜君ばつぐん「却下だ!」
一同「……」
抜君ばつぐん「まぁいい、それよりも死合を続けるぞ!」
偽馬鹿(サバゲじゃねぇのかよ……)
ドドンドンドンッ
一同「はっ!」
ババババッ
抜君ばつぐんのビームを全員難なく回避する馬鹿一行……
※ちなみに今回は流石に危険なので彼女一行も玄関で待機しています
抜君ばつぐん「ええい!ちょこまかちょこまかと……」
バッ
と、いきなりビームライフルを投げ捨て……
馬鹿(な……何をする気だ!?)
抜君ばつぐん「これで……どうだぁ!!」
バウシャ〜〜〜
金盞花こがね・せんか「あ……あれは……ピーコック・スマッシャー!!?」
一同「うおう!!!!」
迫る9門のビームを何とか回避
抜君ばつぐん「フッ……ならば……ランダムシュート」
ギャギャギャギャギャギャギャギャッ
ピーコック・スマッシャーを展開して乱れうち
一同「う……おおおお!!」
ドドドドッ
回避!回避!回避!!
抜君ばつぐん「なっ……てめぇら……かわしただと!!?」
カチッ
抜君ばつぐん「チィッ……ENエネルギー切れか……」
偽馬鹿(チャンス!)
一同「うおおお!」
ドドッ
一同、突撃……
抜君ばつぐん「アマイわぁ!」
バッ
すぐさまピーコック・スマッシャーを投げ捨て、次の武器を手に取ろうとするが……
馬鹿「さ……せる……」
ドガアッ
抜君ばつぐん「ヘヴォアア!?」
一同「あ!?」
背後にいたカズラに殴り飛ばされる
一同「……」
抜君ばつぐん(しまっ……馬鹿達6人に気を取られてカズラのことを忘れていた……)
グルグルグルッ
抜君ばつぐんが次に使うつもりだったオクスタンランチャーをエクセ姐さんのように振り回し……
初雪そゆきカズラ「わおわおわお〜〜ん」
ドバウ〜〜〜
一同「んなぁ?!」
ハウリングランチャーXとしてファイア!
抜君ばつぐん「かっ……過激にファイアー!!!」
キラ〜〜〜〜ン
一同「……」
カズラよ……アンタひょっとしてアインストか何かですか!?


END

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