B.B.B. 学園編
56の馬鹿 〜真黒ブラックなる三人集! 前編〜



怒零湖ドレイコ工業でも『ガン黒』ブームは流行っている……が、特にガン黒の粋を極めた3人が居る……
全身真っ黒+髪の毛、爪を真っ白に染め上げた彼女たちを誰しも『真黒』メイクと呼び……その彼女たちの
ユニットをみな……『Kくろい三連星』と呼んだ……
今回は……そんな彼女たちの伝説を紹介しよう……
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業
*、*、*「ハッ!噴流撃ふんりゅうげき!!」
ドバアア〜〜〜
ホバリングみたいな走法で廊下を突っ走る3人……
生徒「……見ろよ、Kくろい三連星が……来る!!」
生徒「Kくろい三連星……それは居手牙いてめ零、麻手壱あさで・ひと街亜弐まちあ・そえの3人からなるユニットで木美きび椎造に勝るとも劣らぬ
 鬼畜ぶりを発揮するフザけた集団である。そして噴流撃ふんりゅうげきとは彼女らの必殺技のことであり……」
生徒「お〜〜い、お前、誰に言ってるんだ?」
生徒「……」
※解説ご苦労様です。
・
・・
・・・
怒零湖ドレイコ工業・J2
木美きび椎造「はぁ〜〜、今日も死者0か……たまには死者が出ないモンかなぁ……」
一同「ちょ……ふざけないでください!!」
椎造「ああ?何ぃ!?」
ガラッ
居手牙いてめ零、麻手壱あさで・ひと街亜弐まちあ・そえKくろい三連星!見参!!!」
と、そのとき、ドアが開いて3人がやってくる。
椎造「ああ?何だてめぇら!?J2のHR俺様の時間を邪魔するとはいい度胸じゃねぇか!」
零「黙りなさぁ〜い!!」
椎造「何だと!?」
すっと何かを手渡すひと
椎造「うむ、苦しゅうない」
ひとから渡された封筒を懐にしまう椎造
一同(賄賂ですか!!?)
ズカズカズカズカッ
そして3人は教室の中を突き進み……
零「そこの百合姉妹ッ!」
三神受理「だから、私は百合じゃありません!!」
そえ「黙りなさい!!」
零「あなたたち3人のユニットと私たち3人のユニット……どっちが凄いか勝負よ!」
一同(何でやねん……)
三神却下「はぁ……?」
椎造「ほほぉう、トリプルスか……面白い!!」
一同「何が!?」
三神了承「あ〜〜、無理。だって今日は受理をイジる日なんだから……」
受理「ちょっ……今日『は』じゃなく、今日『も』でしょうが!!……ってか、や〜〜め〜〜て〜〜!!」
ひと「いいでしょう……だったら1日受理を好きにする権利をかけて」
了承「その勝負乗ったわ!!!」
受理「乗らないで!ってか私を商品にしないで!!!」
了承「任せなさい!受理!必ずあなたを天国に導いてア・ゲ・ル(はぁと)」
※眼がイってます……
受理「や〜〜〜め〜〜て〜〜〜〜!!」
椎造「おっし!じゃ早速、1時限目の体育をKくろい三連星VS三神百合三姉妹との死合に変更する!」
受理「だから、私は百合じゃありません!!」
椎造「じゃ、レズ!」
受理「同じです!!」
馬鹿「……」
偽馬鹿「……何だそりゃ!?」
・
・・
・・・
そして、一同はグラウンドへ……
台力抜君たいりき・ばつぐん「おっし!てめぇら!!今日は特別授業だ!!分かっているな!!」
受理「イヤです!!」
抜君ばつぐん「おし、多数決により特別授業を開始する!」
受理「私の意見は無視なんですね……あぁ、そうなんですね……」
ポンっと肩を叩かれ……
受理「はい?何です?先生……?」
抜君ばつぐん「素直に了承の傀儡になってしまえば何も苦痛に思えることは無いぞ」
受理「それがイヤだから言ってるんでしょうが!!」
抜君ばつぐん「おっし!!じゃ、まずは最初の種目行ってみようか!」
零、ひとそえ、却下、了承「お〜〜〜!!」
※受理だけ参加拒否です。
馬鹿(……どんな種目になるんだか……)
ひや信子(……検討もつかないね、ダーリン)
抱きっ
馬鹿(ちょっ……)
抜君ばつぐん「最初の死合はぁ……」
一同「ゴクリ……」
一同……固唾を呑んで見守る中……抜君ばつぐんが言い出したものは……!?


続

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