B.B.B. 学園編
54の馬鹿 〜馬鹿に恋の強敵ライバルを 後編〜



何かしらんが馬鹿に一目惚れした少女、向日むかいび葵……それを許さない信子と……ここに女の戦い
が幕を開けた……
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・J2
三角関数みかど・せきかず「さて、続きまして信子……」
ひや信子「私にダーリンの子供を生ませてくださぁ〜〜いッ!!」
眼を瞑って大声で叫ぶ
関数せきかず「おおっとぉ……こいつぁ……凄い一言だ……」
木美きび椎造「さぁ、馬鹿、判定は!?」
馬鹿「の、ノーコメントで……」
一同「……」
狗訴くそ(ま、確かにどっちか選べって言われて選べないよね……)
金盞花こがね・せんか(なるほど、馬鹿はツンデレ萌えでは無い……と)
関数せきかず「チッ……仕方ない……次の項目に行くぞ!!次は料理!!」
向日むかいび葵「……臨むところですわ!!私の愛を込めた手料理……とくとごらんアレ!!」
信子「ふん、そっちが愛ならこっちは魂+奇蹟なんだから!」
馬鹿(愛に奇蹟って……精神コマンドかよ……しかも……魂って……)
※閃きで回避するんだ!馬鹿!
関数せきかず「それでは、料理開始ッ!」
ドタバタドタバタッ
2人、走って調理室へと向かう
・
・・
・・・
数十分後……
信子、葵「おまたせ〜〜〜!」
2人、料理を持ってくる……
葵「フフン……見て驚きなさい……これぞ、愛のタンタンメン!!」
ドッバ〜〜〜ン
と、一面真っ赤などんぶり……
信子「ダーリン、奇蹟のトムヤンクンだよ♪」
しゃらんら〜〜ん
ごく普通のスープ……
葵、信子「さ、召し上がれ!!」
馬鹿「……あ〜〜、試食の前に判定を下したいんだけど……」
葵、信子「え!?」
椎造「ほぉう、以外なこったな……」
関数せきかず「じゃ、判定を!」
馬鹿「……信子の勝ちで……」
信子「ダ〜リンッ」
抱きッ
いつもより余計に抱きついております
葵「ちょ!どういうことよ!!馬鹿!!いくらなんでも反則よぉ!!」
馬鹿「俺は辛すぎる料理が嫌いなんだよ!!」
葵「あ……」
自分のタンタンメンに眼をやる葵……が、その直後
葵「そのトムヤンクンだって十分辛いんじゃないんの?」
馬鹿「少なくともあっちより辛いとは……」
と、トムヤンクンを一口
馬鹿「!!!?」
ビックリ仰天の馬鹿
葵「ほらみなさい!辛いんでしょ?……この勝負、引き分けよ!」
馬鹿「……あ、甘い……」
一同「はい!?」
意外な言葉に一同ビックリ……
馬鹿「……た、確かに……『奇蹟』のトムヤンクンだ……こんな甘いの初めてだ……」
信子「えへへ〜〜、コンソメの代わりに和三盆を使ってみんだよ♪」
一同「使うなそんなモン!」
最もな突っ込みが入る
※ってかトムヤンクンってコンソメを使う料理でしたっけ!?
関数せきかず「あ〜〜、気を取り直して次に行くぞ……今のところ信子が一歩リードだ……」
葵「ちょ、何か釈然としないんだけど……」
関数せきかず「次はお待ちかね!夜伽の勝負……」
信子、葵、馬鹿「んなっ!?」
一同「白昼堂々ナニやらせようとしてるんだ!てめぇ!!」
関数せきかず「ああ?愛の営みに決まってるだろ!!」
※ンなこと大声で叫ばないでください……
女子一同「このッ……ヘンタイ教師!!!」
※ってかいまさらだけど三角関数みかど・せきかずのキャラが変わってない!?(おいおい、本当に今更だな……)
椎造「おし、授業時間ももう残り僅かだ……ってぇことで、馬鹿……総合判定を下してもらう」
葵「ちょ、それって明らかに私が不利……」
馬鹿「……あ〜〜、すまんな……やっぱ俺には信子が……」
信子「ダーリンッ」
抱きッ
突撃+ジャンプ+抱きつき
馬鹿「のごへああ!?ちょ……信子っ!!」
葵「き……きぃ〜〜〜、な、何よ!私はこれで諦めたんじゃないんだからね……フンッ」
一同(最後もツンデレ風に!?)
……そしてその場は収まったのだが……その日1日、馬鹿は信子に抱き付かれっ放しに……
馬鹿「……頼むから……離れて……」
信子「や〜〜だ〜〜♪」


END

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