B.B.B. 激闘編
76の馬鹿 〜奇病…機械マシン脳炎? その3〜



无疆むきょうともがらの卑劣なたくらみ……馬鹿のクラスメイトの半数を機械化し、馬鹿を襲わせる……だが、その計画
もカズラの手によって失敗に終わり……とうとうアレフ−04フォーが姿を現す
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・グラウンド
馬鹿「出たな!无疆むきょうともがらぁ!」
ビシッと抜き身となった刀を突きつける
ひや信子「えっと……3まで出てきたから……次は4だよね?」
凌霄花しのぎ・そうか「……まぁ、普通に考えれば……ね?」
アレフ−04フォー「……何だ?貴様?……なぜ破滅の因子に組する……」
一同「え!?」
アレフ−04フォーの言葉はカズラに向けて放たれたものであった……
初雪そゆきカズラ「……私はこの星の歴史動きを見るもの……」
アレフ−04フォー「……フン、つまり、破滅の因子は重要なサンプルというわけか?」
カズラ「……そう捉えてもらって結構……」
台力抜君たいりき・ばつぐん「やい!てめぇ……俺様の授業を邪魔しようとはいい度胸じゃねぇか!」
一同(先生……本当にこれ以上話をややこしくしないでください……)
抜君ばつぐん「ああ?何とか言ったらどうだ!」
アレフ−04フォー「邪魔だ!1031レピュニット・ワンサウザントアンドサーティーワン」
ゴガウッ
『数』のデータを圧縮した波動が抜君ばつぐんに飛ぶ
抜君ばつぐん「何のぉ!大車輪算盤そろばん」
ガギャギャギャギャギャギャギャギャッ
ソロバンを振り回して『数』の波動を掻き消す
アレフ−04フォー「何ぃ!?」
一同「……えええ!!?」
※『数』のデータに対抗するにはソロバンだ!(電卓、計算尺でも可)
抜君ばつぐん「さらぁに!奥義!飛躍増斬ひゃくますざん」
ゴゴウウンッ
『数』のデータを100圧縮した波動をアレフ−04フォーに投げつける
アレフ−04フォー「チッ……」
ドギャアアアアッ
辛うじて回避するアレフ−04フォー
馬鹿一行「うええええ!!?なななななぁ!」
偽馬鹿(あの先生……无疆むきょうともがらより強いんじゃねぇ?)
曼珠沙華(……この学校って……底が知れないね……)
霄花そうか(……この学校がとても恐ろしい魔窟だと……痛感しましたわ……)
アレフ−04フォー「……貴様……」
抜君ばつぐん「ダァ〜〜〜ッハッハッハッハッハ!どうだ!台力たいりき流珠算、暗算供に6段の実力を!思い知ったか!」
一同(だから……その台力たいりき流のフザけた殺人術……どう現代社会に通用するんだろう……)
アレフ−04フォー「よかろう……ならば破滅の因子の前に貴様を排除する!」
抜君ばつぐん「なぁ〜〜にが排除だヴォケぇ!こっちこそ貴様を俺の授業から強制早退させてやる!!」
ゴゴゴゴゴゴゴッ
両雄……相見える……
馬鹿(おい、偽馬鹿……今のうちに倒れている生徒とか他の生徒を避難させてやってくれ)
偽馬鹿、嘘阿呆(おう!任せろ……)
と、そそくさと生徒一行を引き連れて避難しようとする偽馬鹿、嘘阿呆
抜君ばつぐん「貴様ら!何勝手に授業をボイコットしようとしてやがる!」
一同「……」
嘘阿呆「や、やだなぁ……先生の素晴らしい授業風景を観戦しようと思っていただけですよぉ……」
偽馬鹿「お、おう……」
一同「そ、そうです。先生!!」
抜君ばつぐん「なるほど……ならなその眼にしかと焼き付けろ……この台力たいりき抜君ばつぐん様の勇士を!!ここはテストに出す
 からな……俺の勇士を描けとな……」
一同(どんなテストだよ……そんなテスト受けたくねぇ……)
アレフ−04フォー「ハッ!23レピュニット・トゥエンティースリー」
ドドオンッ
『数』のデータを圧縮して波動を作り、それらをあわせた剣閃を放つ。
抜君ばつぐん「そんな技など効かん!!効かんのだぁ!!」
ギュゴオオオオオッ
ソロバンをぶん回して掻き消す抜君ばつぐん
アレフ−04フォー「ぬぅうう……」
……さてさて、アレフ−04フォーVS台力抜君たいりき・ばつぐん……この両者の死合は……どう決着つくのでしょう!?


続

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