B.B.B. 激闘編
25の馬鹿 〜可付番無限アレフ0の彼方 その4〜



宇宙の彼方より、馬鹿を排除しにやってきた无疆むきょうともがらの使徒、アレフ−00ゼロ……一体馬鹿にどんなヒミツが
隠されていると言うのか……!?
天四斗あまよと銅鑼言ドラゴン中学・グラウンド
アレフ−00ゼロ「貴様が……貴様が全宇宙に破滅をもたらす存在……貴様さえ消えれば全ては終わる!」
ゴッ
一足飛びにかかるアレフ−00ゼロ
馬鹿「何をワケの分からねぇことを!そんな理由で殺されてたまるか!」
ドッ
そしてそれを受ける馬鹿
※阿呆もきっとこんな気持ちです。(だからどうした!)
アレフ−00ゼロ「ぬううあああああ!!!」
馬鹿「おおおおおおあああ!!」
ギャギャギャギャギャギャギャギャッ
そして激しい鍔迫り合いへと移行する
狗訴くそ「……す、すげぇ……」
奴柱どじ馬脱まぬけ「馬鹿……」
ババッ
距離を置くと同時に……
アレフ−00ゼロ23レピュニット・トゥエンティースリー!」
ドオオンンッ
『数』のデータを圧縮し波動を作り、それらを収束した剣閃を放つアレフ−00ゼロ
馬鹿「ぬん!光破井文字こうはじょうもんじ」
ババシュババッ
光のオーラを纏った十文字斬りを2度放つ
ドシュウアアアアアッ
アレフ−00ゼロ「ぬぅ!?」
馬鹿「……」
2つの技はぶつかり合い、相殺される
一同「ご……互角か!?」
アレフ−00ゼロ「馬鹿な……」
アレフ−00ゼロ(まだヤツは覚醒していないはずだ……それなのにこの剣気、剣圧、覇気……禍々しい光
 ……これはまるで……覚醒した後の様……)
アレフ−00ゼロ「……よかろう……ならば次で貴様を消す!そして全宇宙を救うのだ!!」
馬鹿「ハッ!勝手にほざいてろ!」
ドドドドドドドッ
両者の殺気が釣りあがる
アレフ−00ゼロメルセンヌ・ツー!」
馬鹿「瑩龍輝刃えいりゅうきじん!」
ドゴギャアアッ
『数』のデータを圧縮した波動で無数の蝶を具現化、馬鹿に放つ。……対する馬鹿は光を収束させて一刀両断
にかかる
ザッ
アレフ−00ゼロ「……この力……全宇宙を震撼させる脅威……」
サラサラッ
狗訴くそ「……ヤツの体が……」
アレフ−00ゼロの体が崩壊していく
アレフ−00ゼロ「……だが、覚えておけ!破滅の因子よ……貴様が生きている限り我らが同胞は……貴様を
 排除しにやってくる……何度でも……何度でもなぁ!!!」
ボシュウアアアッ
馬鹿「……ヘッ……いつでも好きなだけ来いってんだ!全部ぶった斬ってやらぁ!」
だだだだだだっ
と、そこへ……
ひや信子「ダ〜〜リンッ♪」
ドゴスッ
馬鹿「ごげふっ!?」
信子突進+押し倒し……
信子「さっすがはダ〜リン」
馬鹿「ちょ、分かった……分かったから離れろ!!」
ガウンッ
嘉禎京氏かてい・きょうし「ああ?てめぇら!とっとと教室に戻りやがれ!!」
そして京氏きょうしも登場……
狗訴くそ「せ、先生、労をねぎらってくれたりしないんですか?」
ジャカッ
京氏きょうし「そうだなぁ……この世の苦しみから解放してやるってなことは出来るが……」
一同「いえ!いりません!!教室に戻ります!!」
ダダダダダッ
と、言うわけで急いで(まだ信子は馬鹿に抱きつき中)
・
・・
・・・
一方……
某所(宇宙の彼方)
*「……失敗に終わったようですな……」
*「あのバカが……覚醒前だからと見くびりおって……」
*「……しかし、これで我らの計算にも狂いが生じたとも言えますが……」
一同「……」
*「……確かにな……アレフ−00ヤツは我らが一族の中でも弱い存在であったが……それでも
 破滅の因子を消滅できると計算した……」
*「……次は……どうします?」
*「……そうだな……しばし、様子見……計算のし直しだ……」
一同「はっ……御意」
……こうして、第一の脅威は去った……しかし、馬鹿に本当に全宇宙を破滅させるような脅威が眠っている
のだろうか……?
※ま、その脅威とやらも(現段階では)話の都合で明かせませんが……(うぉい!)


END

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