B.B.B. 激闘編
8の馬鹿 〜馬鹿…捕縛さる! 前編〜



それは放課後突如やってきた……
天四斗あまよと銅鑼言ドラゴン中学・校門
馬鹿「……さぁて、今日も阿呆の奢りで遊びに行くか」
狗訴くそ「おう!それいいねぇ!」
阿呆「ちょ、待てや!」
ドゴスッ
奴柱どじ馬脱まぬけの鉄拳を喰らって動けなくなる阿呆
奴柱どじ「おっしゃ!馬脱まぬけ!大食い対決としゃれ込もうぜ!!」
馬脱まぬけ「……いいだろう……」
阿呆(う……ううう……いっそのこと馬鹿が逮捕されないかな〜〜〜)
とか思いつつ商店街へと向かうと……
馬鹿「何だ?あの人だかり……」
行く手を遮るように何人もの漢が立っている
*「馬鹿だな?軍警察だ!」
一同(軍警察って……何だそりゃ!?聞いたことも見たこともねぇし!)
馬鹿「ハッ……その軍警察とやらが俺に何のようだ?まさかスカウトとか!?」
軍警察「貴様には国家反逆罪の容疑が掛かっている!大人しく来い!!」
一同「国家……反逆罪ぃいいい!!?」
奴柱どじ「んな罪聞いたことねぇし!!」
馬鹿「断る……と言ったら?」
軍警察「……まぁ、危険除去Lv5が発動されるとだけ言っておこう」
一同「んなっ……じゅっ……危険除去Lv5重陽子ミサイルだとおお!!?」
※んなモンどこから入手した!!
軍警察「さぁ、どうする?この国と一緒に滅びるか……俺達と共に付いてくるか……」
※この国と一緒に滅びるかって……アンタらはどうするんだ!?
狗訴くそ(馬鹿さん……こいつぁ……)
馬鹿(……おう、分かっている……)
馬鹿「はぁ〜〜、重陽子ミサイルが相手じゃ流石に敵わんわ〜〜〜」
と前に出る馬鹿
軍警察「フッ、いい判断だ……」
狗訴くそ「え!?ば……馬鹿!?」
くるりと振り向く馬鹿
馬鹿「ってぇわけでちょっと社会見学に行って来るわ〜〜、みんなによろしくな!」
奴柱どじ「ちょ……ば……馬鹿!!」
ザッザッザッザッザッザッ
そして馬鹿は軍警察と共に去っていく
馬脱まぬけ「……どういうこっちゃ!?これ!?」
狗訴くそ「……知るかよ!!……だが……1つ言えることは……」
一同「言えることは……」
狗訴くそ「阿呆!腹いせに殴らせろ!!」
阿呆「なんでやねん!!」
奴柱どじ馬脱まぬけ「おう!やっちまえぇえ!!!」
阿呆「ちょ、待て……」
ドゴスカッベキバキッ
阿呆「ぎゃ〜〜す!!」
・
・・
・・・
そして、阿呆がむしゃくしゃカっとなった一行にボコられれている時……馬鹿はと言うと……
某所、帝國裁判所
裁判官「あ〜〜、静粛に……これより馬鹿に対する軍事裁判を執り行う」
馬鹿(何故軍事裁判!?)
検察官「被告、馬鹿は……まぁ、とりあえず国家反逆罪ってことで死刑を求刑します」
馬鹿「ちょ、何それ!?」
弁護士「異議アリィ!!その裁判は成立しなぁ〜〜い!!」
裁判官「黙れ!逆転裁判ニさかころび・さばじ※逆転裁判2って……
逆転裁判ニさかころび・さばじ「異議アリィ!!」
検察官「うるさい!」
裁判ニさばじ「異議アリィ!!」
※この人……『異議アリィ!』しか叫べないのか!?
裁判官「おい、誰かアイツをつまみ出せ!ってか消せ!」
一同「はっ、お任せください。帝國に背くものには死の制裁を!」
ガッ
突如背後から裁判ニさばじをつかみ出す黒服
裁判ニさばじ「異議アリィ!!!」
*「さぁ!来い!!」
ズルズルズルズルズル……
そのまま引きずられていく裁判ニさばじ
裁判ニさばじ「異議アリィ〜〜〜」
アリィ〜アリィ〜とエコーが響く……
裁判官「では……判決を言い渡す……」
馬鹿「え!?もう!?」
裁判官「被告、馬鹿……死刑……」
馬鹿「ちょ、待て……」
唐突に死刑宣告を受ける。
裁判官「では、これにて裁判を閉廷する。なお、被告の訴えには興味がありません、二審、三審をするものが
 いたら閻魔のもとまでいきなさいッ以上ッ!!」
※アンタ……ハルヒか!?
馬鹿「まてこら……何かおかしいだろ!!」
ガシッ
抗議しようとした矢先先ほどの黒服に捕まえられる馬鹿
*「さぁ!無駄な抵抗はやめろ!!」
ズルズルズルズルッ
……死刑宣告が下された馬鹿……果たして生き延びることが出来るのか!?


続

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