つくがく de SS
2時限目 Part1



クリスマスを来月に控えた11/25・・・のツクール学園
カカカカカカッ
黒板に文字を書いていくキララ先生
司「クリスマスパーティー?」
キララ「はい。そうです。1ヶ月後はクリスマスです。そこで、学園でクリスマスパーティーを行うこととなり
 ました。」
ササ「ふ〜〜ん。それって、必ずしも出なくてもいいよね?」
キララ「いいえ、授業の一環ですので、みなさん参加してくださいね。参加してくれないと先生困っちゃいます」
ヨヨヨっと困りだすキララ先生。一行は参加しますよ。と慌ててなだめてみる。
・
・・
・・・
キララ「ちなみに、家庭科の授業ですので、きちんと成果物が必要です。」
と、黒板に衣食住の成果物に関して書いていくキララ先生
セナ「クリスマスパーティーの際に着る服の作成・・・」
リズ「クリスマスパーティーで食べる料理の作成・・・」
うら美「クリスマスパーティー会場のデザインや配置・・・」
それぞれ、衣・食・住の課題である。
カリカリカリ・・・
キララ「・・・時にけいさん・・・あなたは何を!?」
と、そんな最中、けいは1人何やら落書きを・・・
天然蛍あましか・けい「ん?・・・会場のデザインだけど・・・」
司「ほうほう・・・」
と、司を始め、一行がそのデザインを見てみると・・・
一同「・・・」
・・・南瓜かぼちゃをくりぬいて作ったランプが多数配置されており、看板に『トリック・オア・トラップ』などと
書かれている
氷菓子茜薙ひがね・せな「これはハロウィンだろ!・・・と、いうか、そもそも『トラップ』ではないッ!」
一同(ってか、どうでもいいけど、けい、絵、上手だな・・・)
けい「え〜〜!?・・・じゃ、こっち?」
と、もう1枚書いていたらしくそっちも見せる
司「今度はニューイヤーパーティーだったりしないだろうな・・・」
と、見てみると・・・色とりどりの卵が飾られている会場の図が・・・
リズ「これって・・・?」
何のパーティーなのか、一見分からない一行・・・
けい「あ、肝心なの忘れてた・・・」
と、けいがモアイ像を描き足す
茜薙せな復活祭イースターかッ!・・・ってか、復活祭イースターとイースター島は関係ないからッ!!」
一同(ってか何故に、ハロウィンと復活祭イースター!?)
キララ「・・・と、ともかく、まずはグループ編成を行いますよ。先ほどの3つ、衣食住の担当で割り振りたい
 と思います。」
けい「じゃ、俺、食で!」
いきなり立候補するけい。絵が上手なんだから、会場のデザインがいいんじゃないかなぁ・・・などと思う一行
だが・・・
茜薙せな「・・・ちなみに、黒板を見ればわかると思うが、『食』は何も『当日、参加して食べるだけ』という
 グループではないぞ」
けい「・・・じゃ、やめる。」
一同「・・・」
・
・・
・・・
その後、なかなかグループが決まらなかったので、キララ先生がグループを決めることになりました。
カカカカッ
キララ「はい、ではこのようにグループが決定いたしました。」
衣:セナ、司、レイン、新八、ファイン
食:リズ、ルイン、フィル、愛、茜薙せな
住:けい、ササ、竜一、うら美、フェア
キララ「ええと、このグループ分けでいいでしょうか?異論がないようでしたら、来月のクリスマスパーティーに
 向けて準備を行ってほしいと思います。」
ササ「・・・ところで、費用って各自負担なの?」
キララ「いえ、学園である程度支給されます。ですが、当然使いたい放題ではありません。・・・大体・・・
 そうですね・・・1人あたり3000〜4000円でお願いします。・・・あ、領収書は忘れずに。忘れた場合や宛名
 を間違えた場合は各自負担になりますよ。」
けい「買いだしは全部ササに任せちゃダメなの!?」
ササ「え〜〜!?・・・みんなが買っていけばいいじゃん。」
購買で買えないものは各自で買いそろえてね・・・とササ。
・・・面倒くさがり屋がそろうとロクなことがございません。ズルせず、各々で買いそろえましょう。
キ〜〜ンコ〜〜ンカ〜〜ンコ〜〜ン
と、ここで授業終了のチャイムが鳴る
キララ「では、今日の授業はこれで終わりにします。」
・・・と、言うわけで、来月に向けて、クリスマスパーティーの準備が始まった・・・


続

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