S.B.J.
FILE125 〜コピーの思わく〜



新たなるレイの依頼・・・それはバグデムコピーを斃して闇の精霊を救い出すこと・・・一行はイアペタス北東
に位置するトー=イク山脈を目指す・・・
トー=イク山脈
イオン「見えてきたよ〜〜」
ジェーン「おし、ここからは歩いて行くわよ」
ユラ「ええ〜〜!?」
ジェーン「おい!」
登山♪
・
・・
・・・
ユラ「にしても・・・この山のどこにいるってんだ!?」
レイ「ええとですね・・・インフィニティ!」
ズドゴアアアアアッ
イキナリ壁に向かってインフィニティを放つ
ユラ「おいおい・・・」
ジェーン「・・・ここってわけ!?」
洞窟がぽっかりと口を空ける・・・そして・・・その奥には・・・
イオン「バグデム・・・!?」
バグデムコピー「・・・来たな!バグデムを斃した者どもよ!」
ジェーン「あなた、ここでず〜〜っと待ってたわけ?暇人ね〜〜」
レイ「さてコピーさん・・・早々にアンブリオを返してもらいますよ?」
バグデムコピー「イヤだ・・・と言ったら?」
レイ「う〜〜ん、そうですねぇ・・・こちらの方が力尽くで・・・」
ジェーンの後ろい回る
ジェーン「ちょ、レイ!!」
バグデムコピー「ふん・・・オリジナルを斃したからといってこの俺も斃せると思うなよ!」
ジェーン「あ〜ら、オリジナルを超えるコピーだなんて滅多に存在しないのよ!」
バグデムコピー「・・・フ・・・やってみろぉお!!タイダルウェーブ!」
ジェーン「フレアオブサン」
ドジュアアアアアッ
津波と巨大な炎の球とがぶつかり合い相殺される
ユラ「おおお!!」
ジェーン「軽く小手調べって言うつもりだったけど・・・やるじゃないの!」
バグデムコピー「言ったはずだ・・・オリジナルを斃せたからといってコピーも同じようには斃せん!と・・・」
レイ「ジェーンさん・・・」
ジェーン「ええ、分かってる・・・こいつ・・・」
レイ「いえ、お客さんです。」
一同「は!?」
その後ろには・・・
ファイロ「ついに追い詰めたぞ!ジェーン!!」
ジェーン「警部ファイロ・・・なんでまたここに!?」
ファイロ「フン、ジェーンのいる場所ならば・・・ま一部を除いてどんな場所にでも現れるのが私!!」
※女性専用な場所以外どこにでもってことだな・・・
ジェーン「・・・ストーカーの容疑で訴えるわよ?」
ファイロ「じゃかぁしい!!お前は窃盗の容疑で逮捕だ!!」
レイ「どうでもいいですけど、今はどんな状況かお分かりですか!?」
ファイロ「・・・フン・・・そこのコピーとやらを斃してジェーンを逮捕する!これでよかろう!!」
ユラ「・・・ま、いいんじゃない!?」
ジェーン「ちょっ!そこの近親相姦未遂!!」
※ちなみに今までずっと『近視相姦』だと思っていたってことは内緒だ。(どうでもいい・・・)
ユラ「何だ!?そりゃ!?」
ジェーン(単語が分からなくて突っ込みできないのかよ・・・)
イオン「まだ何もされてないもん!!」
ジェーン「そこもズレてるから!!」
バグデムコピー「揃いも揃ってこの俺様を無視か!」
ジェーン「はいはい、ぱっぱと相手してあげるからとっとと来なさい!」
バグデムコピー「・・・ふざけおってぇ・・・オリジナルもそうだ!!もともとオリジナルはこの俺が斃すべき
 存在・・・そしてオリジナルを超えて俺が真のオリジナルになるはずだった・・・その機会を奪いやがって
 ・・・」
イオン「なんだか私怨っぽいよ・・・」
ジェーン「・・・確かに・・・」
ファイロ「世界の破壊に加えてクローンの生産たる罪もあったのか・・・あいつは・・・」
ジェーン「警部ファイロ、この世界にあっちの世界の事情を持ち込まないで」
ファイロ「うるさい!」
レイ「ま、そんなことはともかく、コピーをどうにかしないと・・・」
ジェーン「ええ・・・分かってるわ・・・」
いよいよ始まる・・・コピーとの戦いが!!


続

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