Eighter -Extra Voyage-
41ster 〜偽名と本名の螺旋 C〜



#5
 C.E.73年、人類は無限のエネルギーことゲッター線を手にしたが、それでも戦争は途絶えなかった……かくて、
ここにカテゴリーF派武装派組織、Vast Celestial Beingが登場!運命計画導入の為に『サテライトランチャー』
による介入が始まった……さぁ!世界最期の夜明けに懺悔せよ!ヌファハハハハハハハハ〜〜〜〜!!!
一同「のっけから違いすぎんじゃああ!!!」
 流石にいくらなんでもやり過ぎなので突っ込みを入れる一行
猗藤堂茘々史(あとうどう・りりし)「おい、俺の創作活動に水を差すんじゃねぇ!!!」
※しかし、それにしても、デマを真実に見せかけるとはいえ、これはいくらなんでもデマ過ぎる……この漢、本当
 にデマを真実にみせかけることが出来るんだろうか!?なんだか不安になってきた……(制作者がそんなんでど
 うするよ……)

 茘々史(りりし)の妄言はおいといて、今まで使っていた名前は法律上では偽名扱いとなり、パスポートの申請が下りない
女性……彼女の(今の)名前は森吉一恵……かくて、生徒一向は立ち上がったのだが……健闘空しく外務省、法務
省も願いをつっぱね、一行は途方に暮れる……
 東京都、某所
教師「……くっ……まさか、こんな結末になるだなんて……」
 その後も各国の大使館やら国会議事堂……果てにはトチ狂って職業案内所やら、財務省にまで押しかけてお願い
したのだが、悉く断られることに……
※いや、本当に職業案内所と財務省にはなぜ殴り込みをかけたのですか!?意味がわからん……
森吉一恵「……いいんです。みなさん……みんなは……修学旅行を楽しんできてください」
 かくて、彼女は……諦める……が、しかし……
生徒「そんなこと……できるわけないだろ!!」
生徒「そうだ!そうだそうだ!!」
生徒「だったら、俺達だって、修学旅行を諦める!!」
生徒(一恵さんの水着姿が見れないなんて、修学旅行にいく価値がないッ!!)
生徒(ああ……彼女がお風呂に入っているのを覗けないなんて……行く価値がないッ!!)
生徒「先生、我々2-Bは修学旅行を断念します!!」
※なんかフザけた理由の男子生徒がちらほらいます……
教師「……待て、まだ、諦めるには早い!!」
 そして、教師がここで格好良く宣言……
一同「はい!?」
茘々史(りりし)「全ての希望が断たれたかと思ったそのとき、ついに希望が舞い降りる……のか!?……これが……一恵を
救うために関わったものの運命ならば……儂は神の領域に手を触れることすら恐れはせんぞ!そして……頼む……
もしも、もしも儂が倒れたら……お前が儂の跡を継げ!!よいな!?」
 ビシィと指を差しながら叫び出す茘々史(りりし)
生徒「……今度はチェンゲですかい……」
 もう、茘々史(りりし)の暴走に突っ込み疲れた一行であった……

#6
一恵「先生……」
教師「……あそこならば……あそこならば……なんとかなるかも……しれん!!!」
一恵「先生……そのあそことは……どこなんですか!?」
教師「うむ……」
 と、言うわけで一行は東京都を遠く離れ、日本の(図形的に見た場合の)重心・天四斗(あまよと)へとやってくる

 天四斗(あまよと)、Eighter本部
教師「……と、いうわけだ……」
梓與鷹(よたか)「ふぅむ……なるほど……」
 やってきたのはEighter本部……教師はこれまでの経緯を與鷹(よたか)に話す
茘々史(りりし)「ここが、秘密結社、Eighter……こここそが彼女の望みを叶える場所なのか……それとも……翔、(がい)、気
合入れろ!力を出し切るんだッ!!」
一同「……あの……彼は……!?」
一同「気にしないでください」
 突如真対ネオの台詞を熱く叫ぶ茘々史(りりし)にEighter一行はびっくり……そして、すかさずあぁ、彼は別に無視して
いいですよ……と依頼人一行……
白拍子かんな「……まぁ、できないことはないですけど……」
一同「何ぃ!!?それは、本当か!!?」
與鷹(よたか)(……オーパーツCP、アトランティスを使えばわけないってことか……)
かんな(でも……それは結局改竄に繋がります)
與鷹(よたか)(……)
 ちょっと待っていてくださいね……とかんな……そして、ルシャさんやら総介らと相談してみるのだが……
 ルシャさん曰く『悪用しないのであれば、変えても構わん』とのこと
 総介の曰く『アトランティスを使わないことを薦めるが、もし、使うならば他言無用に念を押しておけ……オー
パーツを管理するものとしての命令だ……』と、言うようなこともあり……

かんな「絶対に他言無用でお願いしますよ」
一恵「……はい?」
與鷹(よたか)「世の中には自分のエゴや都合で名前を変えたいヤツもいるってことだ……そんな奴にこのことを公表させる
わけにはいかないんでな……」
茘々史(りりし)「……なるほど……一恵……たとえお前が見たものが地獄だったとして……更にその果てにそれを超える何
かが見えてくる……必ずな……ってなわけだ!」
一同「……もう、何がなにやら……」
 ……と、いうわけで、彼女はレムリアの力によって戸籍上の名前をも『森吉一恵』に上書きした……
 なお、他言無用のことについては今もなお、かんなの強運によって守られているそうな……


END

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