B.B.B. 学園編
53の馬鹿 〜馬鹿に恋の強敵を 前編〜
……それは唐突に始まった……馬鹿の修羅場ラバンバ!?
天四斗(、怒零湖(工業・J2
木美(椎造「おっし、てめぇら……今日も一日……ま、せいぜい死なない程度に頑張りな……」
一同「おい!」
ガラガラッ
一同「うん!?」
突如教室のドアが開き、やってくる1人の女生徒
*「あ、あなたが馬鹿ですね!?」
スタスタスタスタッ
そのまま馬鹿のもとへ……
馬鹿「……誰!?」
*「はい、私建築(科の……」
風(信子「日向(葵さんだよ。ダーリン」
馬鹿「……はぁ……」
*「だぁ〜〜れが日向(葵ですか!向日(葵ですよ!『むっ・かっ・いっ・びッ』!!」
がぁ〜〜っと叫ぶ
馬鹿「わ、分かった……分かったから落ち着いて……」
椎造「こら、そこの『あかい』……」
向日(葵「『葵』です!って今のわざとでしょ!?」
椎造「おう、よく分かったな!」
一同(……いや、分かるっての……)
椎造「J2のHR(に一体何の用件でやってきた!」
一同「……その前に自分のクラスのHRはどうしたんだと聞けよ!!」
葵「実は私、先日のあなたの雄姿に一目惚れしてしまいまして……」
馬鹿「ゆ……雄姿ぃ!?」
狗訴((きっと无疆(の儕(とかとの死合のことですよ……)
馬鹿(ははぁ……)
葵「それで、ぜひ、つきあってみたいと思いはせ参上しました!」
一同(また妙に古い言葉を……)
がしっ
信子「ダメです!!ダーリンは私のもの……じゃなかった。私はダーリンのモノなんだから、あなたには
あげません!!」
馬鹿の腕に抱きついて抗議する信子
葵「ははぁ、なるほど、つまり……馬鹿の視点で考えれば別に私が付き合っても構わないってことですね」
信子「へ!?何で!?」
きょとんとする信子……
一同「明らかにさっきの言い回しはそうとれるだろうが!!」
椎造「おい!馬鹿!!」
馬鹿「は、はい……何でしょう!?」
椎造「こんな面白いことがあるんじゃ授業なんてやっている場合じゃねぇよな!?」
一同「なんでさ!?」
椎造「おっし!1時限目は急遽信子VS葵の馬鹿争奪戦に変更する!」
馬鹿「ちょ……待て!!」
信子「ダーリン♪私を信じてね?」
抱きっ
葵「負けませんわ!アナタ如きにぃ!!」
バチバチバチバチバチッ
竜虎……相縛!
ドタバタッ
三角関数(「てめぇらぁ!!!」
一同「ヒィッ」
いつの間にか三角(先生がやってくる……
関数(「ついに三角関係について実際にお前らに教えるときが来たようだな!!」
一同「なんでやねん!!」
狗訴(「ってか何で先生が来るんですか……」
初雪(カズラ「……1時限目……数学……」
時間割表を指差してカズラが言う
一同「……あ……」
・
・・
・・・
そして三角先生監修のもと、早速簡易会場が作られる。
※とはいえ、教室の机やら椅子を並び替えただけですが……
馬鹿「……なんでこんなことに!?」
優勝商品とのたすきをかけられ、壇上に座らせられる馬鹿
関数(「さぁ、始まりました信子VS葵の馬鹿争奪戦!!先生……戦況はどうでしょう?」
椎造「うむ。一見すると日々馬鹿に抱きついている信子が有利に見えるが、常日頃抱き付かれていては馬鹿も
迷惑だし、何よりトキメキが薄れる……よってこの勝負は限りなく不透明だと俺は思うぞ……」
関数(「さすがは先生……わかってらっしゃる」
一同「……」
関数(「では、まず最初の死合項目は……言語……この死合はいたって簡単……言葉でオトコを落とす
戦い……さぁ……ではまず挑戦者、葵!!」
スタスタスタッ
葵「フンッ……な、何よ、別にアンタのことが好きってなわけじゃないんだから……」
生徒大勢「う……うおおお!!も、萌へるぅ!!」
いきなりツンデレで攻撃する葵……さてさて……馬鹿の判定は!?
続
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