B.B.B. 学園編
50の馬鹿 〜世にも憂鬱な『保健』〜



怒零湖ドレイコ工業トンでも授業シリーズ……そろそろネタも尽きてきたこのごろだが気にせず突っ走るぞ!
では、第17段!いってみよぉ♪
一同「やめれ!!」
怒零湖ドレイコ工業の保健室の支配者にて保健体育を教える教員……彼女の名をはざま黒姫と言う……まぁ、
怒零湖ドレイコ工業に勤めている先生なので……どんな授業を行うのかは大体想像がつくと思うけど……
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業、J2
はざま黒姫「はい、では前回は膠原病の一種、デルマトミオージスについてでしたが、今回は循環器系のことに
 ついてです」
※高校生の保健体育で学ぶことじゃねぇし!!
黒姫「まずは心臓の仕切りの壁に穴があいている病気についてですが……これは『心室中隔欠損症』と言い、
 この穴を塞がずに放って置くと……大変なことになりますよ?」
妙に怖い笑顔で語る先生
馬鹿(『ホンコワ』じゃねぇんだから……)
※ここで言う『ホンコワ』とは『本当にあった怖い話』の略ではなく、『本当は怖い家庭の医学』の略です。
黒姫「ちなみに、どうなるか分かる?」
金盞花こがねせんか「肺に恐ろしい血圧がかかるんですよね?先生?」
黒姫「はい、その通りです」
盞花せんか「そしてさらに進むとアイゼンメンゲル複合となり手術で治すことが不可能になる……」
黒姫「ペルフェクティオ!!」
一同(なぜにギリシャ語!?)
一同「おおお!?すげぇ!」
盞花せんか「伊達にBJを読んでいないわよ!」
一同「……と一瞬でも思った俺たちが馬鹿でした……」
※マンガからの知識だとみんなバカにするのかよ!
黒姫「じゃ、そんなアナタにクイズです。BJ中最高額の治療費はいくらでしょう?」
盞花せんか「もらったかどうかはさだかじゃないけど、150億ドルです!」
黒姫「ペルフェクティオ!!」
一同「……」
黒姫「じゃ、これはまず分からないわよ!BJ病の原因は……」
盞花せんか「ヤム芋の突然変異だけど、その原因は落下した人工衛星……いわゆる放射能汚染みたいな感じ」
黒姫「なっ……なんてことぉ!!?最近のコミックスには収録されていないこの話を知っているなんて……
 あなた……ペルフェクティオよ!!」
盞花せんか「やだなぁ、先生、私はルイーナの親玉なんかじゃないですよ」
一同「……」
※……保健体育の授業がBJに関するマメ知識の授業に変わっているんだけど……
黒姫「よし、じゃ、講義はここまで、次は実技をするわよ!」
ジャッ
白衣の中からメスやら注射器やらを取り出す黒姫
黒姫「さ、強化手術を行って欲しい人は前に出なさい!今なら強化人間か仮面ライダーか選ぶことが出来る
 わよ〜〜〜」
一同「誰がそんなの受けたいと思うか!!」
黒姫「……残念ねぇ……」
メスとかをしまいこみ……
黒姫「じゃ、この5時間ほどゲッ○ー線を浴びせた血液を注入して欲しい人なら……」
一同「いません!!!」
黒姫「進化できるわよ〜〜」
一同「したくないです!!!」
黒姫「そう……残念ねぇ……」
ゴソゴソっと白衣の中にしまう
偽馬鹿(……あの先生の白衣……どんな構造になっているんだ?)
盞花せんか(四次元空間になっていたりして……)
馬鹿(ハハハ……まさかぁ……)
黒姫「じゃ、司法解剖されてもいいぞってな人……」
一同「死にたくないわ!!!」
黒姫「病理解剖でも……」
一同「同じだあああ!!」
すかさず突っ込みが入る……
黒姫「じゃあ……そうねぇ……宇宙人の解剖なんてどう?……初雪さん解剖されてみたいと思わない?」
一同「何サラっと凄いこと言ってるんだぁああ!」
初雪そゆきカズラ「……思わない……」
黒姫「……じゃあ……」
一同「たのむからまともな授業をしてください!!」
黒姫「だったらさっきのことについてどれか1つでもさせなさい!そしたら考えてあげるわ!」
一同「それでも考えるだけかよ!!!」
……ケガしたとき、保健室には行くな……強化手術をされるぞ……


END

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