B.B.B. 激闘編
120の馬鹿 〜激突!黒帝団戦役 その3〜



黒帝団ついに始動す!……馬鹿一行を斃しに怒零湖ドレイコ工業へと急襲し、そして激突は始まった!
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・グラウンド
馬脱まぬけ奴柱どじが死合っているとき、狗訴くそは……
點才馬区段間てんさいば・くだんま「さぁ!ショータイムの始まりだぜ!」
ヒュゴアッ
言うなり爆弾を投げつける
狗訴くそ「うおおっ!!?」
カッ
ズドオオオオンッ
狗訴くそ「くっ……もしやと思っていたがやっぱり爆弾マニアか……あの授業で作らせていやがったのは……
 このときのためってか!?」
区段間くだんま「いや、爆弾テロリストと言って欲しいな……フフ……」
※同じだって……
さっ
と、両手に爆弾……
狗訴くそ「フッ……だがなぁ……相手が悪かったな……」
区段間くだんま「フざけたことを!」
ヒュヒュンッ
またも狗訴くそに爆弾を投げつける
狗訴くそ冱狼鎗凍ころうそうとう!」
バキバキバキバキンッ
区段間くだんま「なっ!?」
地面から氷の槍がせり出し、爆弾を氷付けにする
狗訴くそ「さしもの爆弾も凍ってしまえば湿気って爆発できまい」
区段間くだんま「……なるほど……どうやら火薬で相手をするには分が悪いようだな……」
ゴソゴソっと爆弾を取り替える
狗訴くそ「遅いッ!冱狼潰智ころうかいち!」
ドゴアアアッ
冷気の波動を集めて巨大な氷を作り、区段間くだんまへと投げつける
区段間くだんま「フン!」
ヒュオッ
取り出した爆弾を氷の塊に投げつける区段間くだんま
パアンッ
ガラガラガラガラガラッ
狗訴くそ「なっ……何ぃ!?」
乾いた音と共に氷の塊が砕け散る
区段間くだんま「フッ……だったら火薬を一切使わない爆弾で始末すればいいだけのことだ!」
狗訴くそ「火薬を一切使わない爆弾だと!?」
※歪曲破壊爆弾のことですよ。……ってか火薬を使うまいが使おうが凍りによって制御回路とかが結露する
 んじゃねぇの!?……き、きっとぬかりなくそういう処置を施してあるんだと……(おい)
狗訴くそ「……チッ……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴッ
狗訴くそ「ぬお!!?」
退こうとした瞬間、大地が揺れ、砕ける
区段間くだんま「ハッハッハッハッハ!予めいたるところに消音器サイレンサー付爆弾を仕掛けておいたのよ!
 これで貴様に逃げ道は無い!!」
狗訴くそ(爆弾に消音器サイレンサーだと!!?)
狗訴くそ「フン……それは忠告ありがとうさんよ!冱狼鎗凍ころうそうとう!」
ズドンッ
バキバキバキバキバキバキバキッ
地面に刀を突き刺し自分の周りから四方八方に氷の槍を作ることで爆弾を湿気らせる
区段間くだんま「はっ!?」
ゴアッ
そして飛び込んでくる狗訴くそ
狗訴くそ(爆弾以外に攻め手が無ければ……)
区段間くだんま「うおう!炎砕掌えんさいしょう」
ゴガウッ
炎を纏った拳で殴りかかり、冷気を纏った刀を弾く
狗訴くそ「な……なにぃ!?」
区段間くだんま「師匠……助かったぜ……」
ザザザザッ
そのまま飛ばされつつも体勢を立て直す狗訴くそ
狗訴くそ(炎……!!?)
区段間くだんま「爆弾なら楽に死ねたものを……ここからはそうはいかんぞ!」
ゴゴゴゴッ
両手に炎……
区段間くだんま「いくぜ!炎輪架えんりんか!」
ドンドンドンドンドンッ
炎で作ったチャクラムが狗訴くそを襲う
狗訴くそ「フンッ!冱狼鎗凍ころうそうとう!」
バキバキバキッ
ジュオオオオッ
氷の槍を突き出させて相殺。
区段間くだんま「フン……全て相殺するか……よかろう!炎輪架えんりんか!」
ドドドドドドドドッ
大量の炎のチャクラムが宙を舞い……
狗訴くそ冱狼牙鐫ころうがせん!」
ドギャウアアアッ
冷気の波動で具現化させた狼の牙で迫るチャクラムを払い落とす
区段間くだんま「ハッ!炎華蝕えんかしょく!」
ドウンッ
と、今度は巨大な炎のチャクラムを打ち出し狼を蹴散らす
狗訴くそ「うおおおおあああ!!!」
コアアアアアアッ
2段階ブースト……そのまま炎を刃で捉え、区段間くだんまへ……
ザムッ
区段間くだんま「馬鹿が!俺に炎をぶつけたところで……」
チッ
区段間くだんま「え!?」
ズグオオオオオオオンッ
狗訴くそ「馬鹿はどっちだ!」
持っていた爆弾が爆発炎上……区段間くだんま……ここに散る
区段間くだんま「ぐ……ごええあああ!!!?」


続

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