B.B.B. 激闘編
114の馬鹿 〜伝説の火付け屋! 後編〜



ある日、點才馬区段間てんさいば・くだんまはとある屋敷の爆破依頼を受け、単身屋敷の爆破にかかった……が、爆破寸前、
警官隊に発見され、さらに起爆装置も破壊され、ついに點才馬区段間てんさいば・くだんまに最後の時が!?……と思いきや
突如屋敷が爆破、炎上し……
天四斗あまよと、某所
點才馬区段間てんさいば・くだんま「……あ、あなたは……」
*「……」
突如区段間くだんまの元に現れた漢……彼は……?
区段間くだんま「……師匠……卯鎌うかま師匠……!」
鏈属帆卯鎌れんぞくほ・うかま「……久しぶりだな……区段間くだんま……」
区段間くだんま「……師匠、いつ帰って来たんです?」
卯鎌うかま「つい、先日だ……」
そう、この漢こそ鏈属帆卯鎌れんぞくほ・うかま……かつて全米前途を震え上がらせた伝説の火付け屋だ……
※鎖ってどう頑張っても『れん』って読まないぞ……
卯鎌うかま「フ……俺がいなかったらお前は今頃逮捕されていたな……」
区段間くだんま「……師匠……」
クルリ……
と、背中を見せる卯鎌うかま
区段間くだんま「……師匠……?」
卯鎌うかま「再会を祝して……飲むか……」
区段間くだんま「……はい!!」
・
・・
・・・
と、言う訳で2人は暗黒街のバーへと足を運ぶ
※……え〜〜っと……點才馬区段間てんさいば・くだんまって成年ってな設定でしたっけ?(製作者が聞いてどうする!)
天四斗あまよと、暗黒街のバー、ポルヴォーラ
※スペイン語で『火薬』のバーとは恐れ入ったぜ!
区段間くだんま「師匠……日本にはどれ位滞在する予定ですか?」
卯鎌うかま「まだ決めていない……フラっと帰国したくなったモンでな……」
グラス片手に卯鎌うかまがいう
卯鎌うかま区段間くだんま……お前はどうだ?」
区段間くだんま「へ?」
卯鎌うかま「世界進出を考えたことは無いのか……と……」
区段間くだんま「……そのうち……考えておきますよ。師匠」
卯鎌うかま(そのうち……か……)
区段間くだんま「それよりも、師匠……日本に長く滞在するんでしたら……ぜひ来てもらいたい……いや、逢って
 もらいたい人がいるんですがね……」
卯鎌うかま「ほう……?」
区段間くだんま「……名前はH・T……黒帝団盟主……」
卯鎌うかま「H……T……いいだろう……早速逢わせて貰おうじゃないか……」
区段間くだんま「了解です。師匠!!」
と、言う訳で、早速区段間くだんまはH・Tと連絡を取り、黒帝団の本部へと導く
黒帝団本部、黎夜宮れいやきゅう
H・T「やぁ、区段間くだんま……俺に逢わせたい人物ってのは……そいつか?」
区段間くだんま「……ああ、俺の師匠、鏈属帆卯鎌れんぞくほ・うかまだ……」
H・T「……ふむ。伝説の火付け屋か……」
卯鎌うかま「H・T……やはり、ヘルメス・トリスメギストスか……」
区段間くだんま「師匠!?」
卯鎌うかま「若干10代でパラダイムファミリーのトップに上り詰め、僅か3日でその座を捨てた漢だ……」
H・T「……パラダイムファミリーは俺にとって退屈でしかなかった……だから、トップの座を副長に
 譲ったんだ……」
区段間くだんま「なっ!?」
区段間くだんま(パラダイムファミリーっていったらアメリカで有名なマフィアじゃねぇか……コイツ……それの
 トップに10代で!!?……一体……どんなカリスマ性を秘めた漢なんだよ!?)
H・T「伝説の火付け屋……お前の噂はアメリカ中に響いていたぜ……」
卯鎌うかま「フッ……それは光栄だな……」
H・T「……さて、伝説の火付け屋よ……お前も我が黒帝団に入らんか?」
卯鎌うかま「……」
区段間くだんま「師匠……?」
卯鎌うかま「……いいだろう……久しぶりに弟子と一緒に仕事をするのも悪くない……」
区段間くだんま「師匠!!」
H・T(LODを1つ多く盗んできてもらってよかったぜ……フフ……)
H・T「決定だ……では、今よりメンバーを招集してお前を紹介する……奈那子ななこ」
スタッ
零零奈那子ななこ「はいは〜〜い」
と、言う訳でメンバーの招集に走る奈那子ななこ……
……今、黒帝団に新たなメンバーが……さて、これから先、黒帝団はどのような動きを見せるのか!?


END

前の話へ 戻る 次の話へ